どうも、リーダーです。ホーネット1の身体能力を持つヤマザキの必殺技。それはギャロップステップです。ディフェンスに囲まれても間を割って入っていくことができるこのステップは、有効に使えれば大きな武器になります。ただし、トラベリングに注意。

ギャロップステップの動き

ギャロップステップは、ドリブルしているボールをキャッチすると同時に片足で踏み切り、両足で着地するという動き。ディフェンスにはさまれて止まったと見せかけてもう一度動き出すという動きをうまくやれれば、スルッとディフェンスの横をすり抜けることができる。

ヤマザキ(画像の一番右)が二人のディフェンスに挟まれてそうになる。
ヤマザキギャロップ1

ディフェンスの手が伸びてきたので、ボールをキャッチすると同時に片足で踏み切る。
ヤマザキギャロップ2

空中ではディフェンスの頭を超えるようにボールを持ち上げる。
ヤマザキギャロップステップ3

着地は両足で。このギャロップステップは無理やりだったので、奥のディフェンスが反応してしまっている。
ヤマザキギャロップステップ4

通常はここからシュートをうつか、パスを出す。

トラベリングのステップ

しかしヤマザキは、ギャロップステップのあとにさらにステップを踏んでしまうことがある。特に今回のようにディフェンスに反応されてしまっていると、癖でかわそうとしてしまうようだ。

両足で着地後、ピボットして体を入れようとしている。
ギャロップステップ5

体を入れて、
ギャロップステップ6

ジャンプ(シュート)。
ギャロップステップ7

両足での着地まではOKだった。しかし、その後のこのピボットはトラベリングだ。

ボールをキャッチしたあとに一歩踏み込んでジャンプし、両足着地するまでが正当なプレー。そして両足着地後に許されているプレーは、パスとシュートのみ。パスとシュートをするために足が離れるのは大丈夫だが、ピボットで足を離したら、足が床から離れた時点でバイオレーションになる。

もし、今回の着地後のステップのように体を入れたいのであれば、ギャロップステップではなくストライドステップ(1、2で止まるステップ)で止まればOK。ストライドステップで止まったあと、ピボットして体を入れ、軸足を離してレイアップするのはトラベリングにならない。べんぞうさんがよくやっている。

自然にこのステップが使えるように

やろうと意識しなくても自然にできてしまうくらいギャロップステップが身についているのは、今のところヤマザキしかいない。私はめちゃくちゃ苦手だ。たぶんドリブルをついているときに上半身が倒れすぎているから上に跳ね上がることができないんだと思う。しかしこれができれば、ドライブのバリエーションが一つ増える。練習する価値アリ。みなさん、一緒に練習していきましょう。