どうも、リーダーです。せきが止まりません。今回は「動いてほしいとは逆に動いてしまう問題」についての記事です。

逆に動いてしまう問題

中に入ってきてほしいタイミングで外に開いてしまったり。外に開いていてほしいタイミングで中に寄ってきてしまったり。そういうことよくあります。例えば前回の練習だったら、早い攻めのなかで私から陸さんにパスを出した場面(CIMG5424 1:29)。ディフェンスが自分に寄ってきた瞬間にパスを出しているので、その場にとどまるかリングのほうに進めば「完全なフリー」になるタイミングです。しかし下がってしまった陸さん。イセとかエーハラもこういうのがよくあります。

ナイスパスがターンオーバーに

なぜこうなるのかと言ったら「ディフェンスの動きが見えていないから」だと思います。今回の例なら、ディフェンスがボールマンに近づくのが見えていたら、自分は下がる必要がないんです。その場にとどまっているだけで自分からディフェンスが離れていくんですから。

ディフェンスの動きを見てから動く

オフェンスはディフェンスの裏をかくような動きをしたいので、ディフェンスの動きをよく見ておかなければいけません。いつもそれがいいとは限らないけど、基本的には「ディフェンスの動きを見てから動く」くらいの気持ちでいたほうがいいかもしれないですね。周りの選手もディエンスの動きを見たうえで最善のプレーを選択するわけなので(我々ができているどうかは別として)、そうやって動いていれば自然と合わせのプレーも生まれてくるはずです。

反復練習をするしかない

しかし、だからといってディフェンスのことばかり見ているわけにはいきません。ボールのほうも見ていないと、速いパスがきたときに取れないからです。さらにフロアのスペースも見ておかなければいけません。スペースに向かって動くのがオフェンスの原則だからです。ボールのほうを見つつ、フロアの状態、ディフェンスの状態も感じることができなければいけない。それがうまくできないと、周りのプレーに合わせることができません。

「ボールを見ながらディフェンスを見る」とか「ボールを見ながらフロアを見る」といった「○○しながら○○する」ということをできるようにするためには、反復練習をするしかありません。ボールのほうはたぶん意識しなくても見ると思うので、ディフェンスのほうを意識的に見るようにしてみましょう。そうすると「ボールのほうを見つつ、ディフェンスのことを見ている」という状態でプレーすることになります。その状態でのプレーを何度も何度も繰り返していくと、意識しなくてもディフェンスのことが見えるようになっていきます。それができるようになったら、次はスペースです。

ただしイセの場合は、コンタクトを買うところから。