今日は一人新しい人が来てくれました。残念ながら初日から指を痛めてさらに捻挫までしてしまいましたが、これからもしばらく来てくれるそうです。みんなであだ名を考えましょう!動き方が上手い人の動きだから、学ぶところもいろいろあると思うよ。

「スクリーンを使ってあげる」という考え

スクリーン

昨日のワンシーン。まもさんがスクリーンにきているのに、このあと峠は右にパスを出してしまった。確かにこの場面は、画像にうつっているとおり外に開いている人がいるから、パスを出したくなる気持ちもわかる。でもたぶん、まもさんとまもさんのディフェンスの体が全くブレていないところを見ると、結構長い時間スクリーンの格好をしていたのではないだろうか。それだけ長い時間スクリーンをかけようとしているのなら、使ってあげたほうがいいのかなという気になる。味方のプレーに報いるっていうことや、まもさんがいるところから自分がいなくなってスペースを開けるっていう観点からも、スクリーンを使ってあげたほうがよかったかもね。

引っかかるスクリーンのかけ方

あとはまもさんのスクリーンの姿勢だね。悪くはないというか、どちらかと言ったら正しいスクリーンなんだけど、できればスクリーンをかけるときは積極的に体を接触させていくくらいの気持ちでいきたい。スクリーンをかける相手との間にスペースを開けて、相手が動いてきたら受け止めるようにかけるのではなくて、はじめから接触を試みるというか、先にこちらから働きかけるという感じ。相手の背中のほうからかける場合はこの写真みたいな感じでいいけど、見えてる場所でこれをやってもなかなかかからないからね。この場面はディフェンスが完全にスクリーンを見てるから、もっと体を寄せておいてもよかったね。

誤解をおそれずに言うと、スクリーンは「押さないとかからない」っていう側面がある。本当に押したらもちろんファウルだけど、ギリギリ接触しない位置でスクリーンをセットして、相手が動いた結果自分に接触してきたときに、接触の衝撃に耐えるためにちょっと力を込める感じ。そんな感じで「押す」と(腕を前に伸ばして押すのとは違う)、相手の動きを制限することができる。

うちのチームにはセンターの経験がある人間がいないからか、こういう接触部分のノウハウというか、体をぶつけながらの相手とのかけひきが上手にできない。たぶんたくさん練習しないとできるようにならないと思うから、日頃から積極的に接触を求めていくプレーをするようにしましょう。