意思疎通できたプレイが少ない人の特徴の一つに「周りを見ていない」というものがあります。普通はフロアの状況を見てプレイを選択しますが、フロアの状況が把握できていない人は、当然導き出される答え(プレイの選択)が他の味方とは違ってくるので(例 ディフェンスが見えている人はパスが出せないと判断するけどディフェンスが見えていない人はパスが出せると判断するなど)、「チームプレー」的な息のあったプレーができません。周りの人に合わせて動こうと思っても、それが独りよがりな動きになってしまいます。

周りを見ないで動く人はよくぶつかっている

周りをよく見ていない人はゲーム中に他人とよく接触しています。接触といっても接触しようと思ってする接触ではなく、接触するつもりがないところでの接触。「あ、ごめん!」と反射的に言いたくなるような接触です。そういう接触は当たる準備ができていないので自分にとっても相手にとっても危険で、怪我につながってしまうこともあります。

私はゲーム中によく「よける」ことをします。すぐ近くにいるのに相手がそれに気づいていなくて、そのまま進んだら絶対に足が引っかかるとか、絶対に足を踏んでひねるとか、そういう場面が多いからです。もしよけていなかったら怪我しています(お互いに)。そういう人ってだいたい猛スピードで動いてるし。

エーハラ

OTKさんもよくよけてるような気がします。それだけ「よけさせている(周りを見ていない)人」が多い・・いや、多いのは人ではない。頻度だ(よけさせるのは特定の人だ)。それだけよけなければいけない場面が多いということです。普段の練習は男女混合でゲームをしていますから特に男性メンバーはこういうところに気をつけないといけないし、女性メンバーも見ていない人がいることを前提に、もっと周りを見ながら動けるようにしなければいけないです。

動く前に見ておく

周りを見ていない人は見てないところからディフェンスに接触されたり、見てないところからスクリーンをかけられてひっかかったり、味方が自分にスクリーンをかけているのに見えていなかったりして不利な状況を生み出してしまうことが多くなります(見ていない範囲が大きい分)。自分が怪我をしたり他人に怪我をさせたりということの他に、そういうプレイへの悪影響もありますから、できていない人は早急に改善する努力が必要です。

動いてから見るんじゃないんだよね。動く前に見ておくんだよ。「いそっちが後ろから押した!(裏声)」なんて言ってる場合じゃない。