速いけど自動的で決まった動き（ディフェンス）

どうも、リーダーです。エーハラはディフェンスが強いです。イセも強いです。二人ともディフェンスが得意だという自覚があると思います。イセは口に出して言ったりしないけど、プレーから感じられます。確かに彼らにマークされると私は非常にプレーしづらいです。動きも速いし力も強いから。

しかし出し抜けないわけではない

しかし彼ら出し抜くことができないわけではありません。なぜなら彼らのディフェンスは反応的なディフェンスで、相手の動きを読んで先回りするということがほとんどないからです。駆け引きしてくるディフェンスを抜くためには工夫が必要ですが、そうでないディフェンスなら対応はそう難しくありません。フェイクを上手に組み合わせることで崩すことができます。

彼らは反応も早いし動作も速いです。でも、自動的に決まった動きをしてしまうというのが問題です。動きが速いのはいいことなんですが、あるスイッチを押せば自動的に決まった動きをするようなディフェンスをしていては、オフェンスを追い詰めることはできないでしょう。それどころかうまいオフェンスにいいように動かされて、ファウルトラブルということにもなりかねません。せっかく動きが速いのにもったいないです。

相手の動きによって動きを変える

ではどうすればいいのかというと、「反射」で動くことをやめて、相手の動きをよく見て対応を変えればいいのです。オフェンスがスイッチを押したときに自動的に同じ動きをするのではなく、スイッチの動きをよく観察して、その動きに対応した相手が嫌がることをする。それができるディフェンスにマークされると本当にキツイです。特にディフェンスのほうが自分よりも動きが速い場合は、１対１の動きでどうにかすることができなくなります（スクリーンなどを使わなければいけなくなる）。

エーハラやイセは動きが速いので、そういうディフェンスができるようになったらかなりチームに貢献できるはず。仮にオフェンスがダメダメでも、全然使い所が出てくるよ。

動きを読んで見透かす

ディフェンスっていうのは相手の動きに素早く反応して止めることも必要だけど、それプラス「相手の動きを読んで見透かす」ということも重要です。オフェンスは自分の動きが見透かされるとそれだけでプレッシャーを感じて、いつもは入るシュートが落ちたりパスが微妙にずれたりします。そこまでできるようになると、エースキラーにもなれる。ぜひこれから意識して練習に取り組んでもらいたいです。