こんにちは。ホーネット#13のOTKです。私もこちらで記事を書かせてもらえるようになりましたので、陸さんに続き日々の練習等で思ったこと・感じたことを書いていこうと思っています。更新はかなり不定期になります(汗)ので、『あっ!OTKが更新してる!(笑)』くらいの軽い気持ちで見て頂けたらと思います。

さて、記念すべき第1回の内容は・・・なぜ#13なのか?について語ろうと思ったのですが、それはまたの機会に・・・。では自己紹介を!と思いましたが、ホームページのメンバー紹介のページを見てもらえれば 大体、私のことが分かると思います。

となると、ネタがない!ヤッパイ!!

・・・ということで、前から思っていたこと・修正していきたいな・・・と考えていたことを書こうと思います。

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私が前からずっと思っていたことで、最近さらに強く思うこと・・・。それは・・・

ボールしか、自分のマークマンしか見ていない

・オフェンス時はボールしか見てない。

・ディフェンス時は自分のマークマンしか見てない。 ということ。

『~しか』と言うと極端かもしれませんが、そう思わざるを得ないプレーがたくさんあるのでそう表現しました。

一度に全部は書けないので、まずはディフェンスについて。

ホーネットは基本、ハーフマンツーです。1対1で簡単にやられないことが原則になります。1対1で簡単にやられない・・・自分のマークマンを責任持って守るという意識はとても大事です。でも・・・

実際の試合中で40分間フルにマークマンを守りきることはほぼ不可能です。そんなことができたら完封試合になってしまいます。相手は、あの手この手でゴールを狙ってきます。相手が強くなればなるほど、1対1では守りきれない場面が必ず増えます。自分のマークマンだけを守っていればいい・・・とは言っていられなくなります。

そこで意識したいのが、最近練習をしている『カバー(ヘルプ)とローテーション』ということなんです。

カバーディフェンス(ヘルプ)とローテーション

『カバー(ヘルプ)とローテーション』

これが出来ている人は本当に少ないです。何故なのか?

それは、前回も言いましたが『自分のマークマンしか見てないから』ということともう1つ、大事な根本を忘れているような気がします。

マンツーマンは、自分のマークマンを責任持って守る。という原則がありますが(これは本当に大事)、その前に・・・そもそもバスケットボールというスポーツは、ゴールを守る・ボールをゴールに入れさせない・相手の得点を抑える、という原則があります。

この『ゴールを守る』という根本を忘れてしまっているから、自分のマークマン『だけ』を一生懸命守ってしまうんです。『おれはこのマークマンを守ってる!(抑えてる!)』と、言い方は良くないですが、勘違いしているわけです。

あくまでもマンツーマンというのは『ゴールを守る』ための1つの手段です。それがたまたまホーネットではマンツーマンだということ。

『ゴールを守る』という意識がある人は自分のマークマンだけでなく、ちゃんと『ボールと全体』を見ています。

今どこにボールがあるのか?得点を許してしまいそうなポイントはどこなのか?そして、『あっ!あいつがやられた!(ゴール決められてしまう!)』と思ったら、マークマンを投げ出してでもボールを守りにいきます。これがカバーです。

でもそうすると、1人フリーになってしまいますよね。その人にボールが渡ったら簡単にゴールされてしまいます。なので、そのフリーの人を今度は別の人が、自分のマークマンを投げ出してカバーをする。するとまた1人フリーになる・・・また別の人がそこをカバーする・・・これがローテーションです。

技術的なことは体育館で練習するとして、その前に・・・マークマンだけを守るのではなく『みんなでゴールを守る』という根本を再度意識してもらいたい・・・カバー(ヘルプ)とローテーションを機能させるには、その意識が1番大事だと私は考えています。

fureai

Aクラスの相手は、ただでさえ私達よりも個人能力が高く、1対1ではとても守りきれません。でも・・・

1対1の『勝負』に負けても、5対5の『試合』で勝てれば・・・言い方を変えると、1対1の『勝負』に勝つことが目的ではなく、5対5の『試合』で勝つことが目的です。

逆のことも言えます。1対1の『勝負』に勝っても、5対5の『試合』に負けたら意味がありません。

今までなぜホーネットがAクラスで勝てなかったのか?今までと同じことをしていたら・・・今までと同じ考えしかできないのなら・・・結果は同じです。勝てないままです。

ホーネットに来てまだ半年ちょっとの私が偉そうなことを言って申し訳ないなと思いますが、普段あまり真面目な話をする機会がないので記事にしてみました。

少しずつでいいので、『みんなでゴールを守る』という意識を共有しましょう。