さて、今回はみっちが書いてくれた記事です。行動と思考の相互変換というなにやら難しい言葉も出てきますが、私なりの解釈と合わせて紹介します。

みっちのコメント

雫最高。肉離れブリーさん、騙されたと思って「耳すま」見てみてください!!(注:耳をすませば)

頭で考えたことをほぼ100%言葉にして伝えることができる人ってかなり理解度高いと思います。でもバスケって理解度高くてもできるとは違うんですょね(笑)理解してなくてできてる人もいるし。。。きっと自分のしてることを理解できたら、なんとなく感覚でやってるょりも上達するんでしょうね、次の段階が自ずと見えて来るから。

OTKさんvsみっち

自分のしてることを理解するって言うのはつまり行動と思考の相互変換ができるってことなんですょね。これは恐らく言葉で説明されたものをそのまま行動に移せるってことで、ましてやバスケみたいに複雑な動きに加え瞬時の判断が必要となる行為はこの相互変換ができない人が大半。だからやっぱり行動を見せて教えることが有効。よく部活の顧問に『まずは上手い人のプレーを真似してみろ』って言われましたけど、言葉で教えられるより真似する方が遥かに楽なんですょね。たしかにそっくりそのまま真似することは無理かもしれないけど、言葉で教えられるよりは相当効率いいはず。

話がそれたけど、相互変換できなくてもバスケは上手くなれる。でもできたら人に教えたり、バスケの理屈、つまりうまくいく法則だとかを理解できてまたそれを頭で展開させて、プレーに活かせるっていう一連作業ができてワンランク上に上がれる気がするんですょ。

「理解する」ということ

頭で考えたことをほぼ100%言葉にして伝えることができる人ってかなり理解度高いと思います。でもバスケって理解度高くてもできるとは違うんですょね(笑)理解してなくてできてる人もいるし。。。

人はいろんなことを考えているけど、考えていることを言葉で説明できる人はそこまで多くはないと思います。目で見たことを客観的に説明することはできても、自分の内面のこと(目には見えないこと)を他人に伝わるように言語化するのは難しいですね。自分の内面とあらためて向き合う必要があるし、適切な言葉をあてはめて説明するのもけっこう大変な作業です。

「言語化できる=理解している」と考えていいと思います。自分の内面にある「感覚的な把握」は、言葉などで表現されて客観的に把握できるようになったときに初めて自分でも理解することができるからです。ただバスケの場合は、自分がやっていることを誰かに教えるのでなければ、感覚などを言語化する必要はまったくないです。国内トップクラスの選手が1対1のやり方を聞かれて「どうやってやってるか自分でもわからないんですよね・・」と言っている動画を見たことがありますが、それがまさに「理解は必要ない」ことを物語っているでしょう。

理解は上達を助ける

きっと自分のしてることを理解できたら、なんとなく感覚でやってるょりも上達するんでしょうね、次の段階が自ずと見えて来るから。

話がそれたけど、相互変換できなくてもバスケは上手くなれる。でもできたら人に教えたり、バスケの理屈、つまりうまくいく法則だとかを理解できてまたそれを頭で展開させて、プレーに活かせるっていう一連作業ができてワンランク上に上がれる気がするんですょ。

本当は考えることや理解することって、バスケを上達させるために必要ないのかもしれません。理解が深い人が必ずうまいかと言ったらそうではないし、うまい人が全員理解してるかといったらそうでもないから。だから考えるよりも体を動かしていたほうがいいのかもしれない。

OTKさんシュート練習

でも、我々はそうやって感覚的にやっているだけでは足りないと思うんだよね。もっている能力・資質のレベルを越えて上達していこうと思ったら、「自分がしているプレーの理解」や「自分がしている行動の理解」が必要だと思う。自分のことが理解(客観的に把握)できれば、問題点を洗い出し修正することができるし、感覚的にやっているだけでは気がつけないことにもたくさん気付けるようになる。それが上達の手助け(ヒント)となる。

コーチがいない状況(自らの力で上達していかなければいけない状況)ではなおのこと、これができなければいけません。自分で自分をコーチングするために「自分自身を理解すること」は大切。むしろそれができなければ、今の環境で大きく上達していくことは難しいでしょう。