このあいだ生まれて初めてスケートボードというものをやりました。できる人に教えてもらいながら1時間くらい練習したんですが、運動神経が微妙に悪い私はその程度の練習では満足にすべれるようにはならず。でもこの練習がなかなか楽しくて、バスケ的にもいい練習になったなぁと思います。

ビビッて腰が引けるとうまくいかない

最初はかなり怖かったです。硬いアスファルトの上でコロコロ転がる不安定な板の上にのる。コケたら怪我する可能性が高い。ビビって腰が引けます。でも、腰が引けると重心が後ろにいきすぎて、スルッと後ろ側にこけるのでかえって危険です。

アイススケートをやったときのことを思い出しました。あのときも、びびって後ろ重心になっていると後ろ側に転けそうになってしまうので危なかった。あのときと同じように、前に重心を持っていけてから少し滑れるようになりました。

マツのスリー

バスケとの共通点を見出す

腰が引けて後ろ重心になっているとうまくいかない・・バスケと一緒です。

板にズンッと衝撃をかけるような乗り方をすると、それがミスったときにツルッといってしまうので、体で衝撃を吸収しながらソフトに乗るっていうのが基本・・・床を優しく丁寧に踏んで動くあの感覚と同じです。

さらに、こいでから板に乗って足の向きを入れ替える時は、足が板に張り付いてしまっているとうまくいかない・・・床に足が張り付いてしまっていると動けない、あの感覚と同じです。

バスケとの共通点は多く、また不安定な土台の上で動くことから体を上手に操作しないとできないことがほとんどで、そういうところが未熟な私にとってはとてもよい練習になりました(バスケの)。

何か新しいことに挑戦するときは、だいたいいつもバスケとの共通点を探しながらやることが多いです。共通点ってほぼ必ず見つかるんです(スポーツじゃなくてもなんにでも見つけられます)。なぜなら使っている道具は違やルールは違っても、その道具を使うのは自分の体だし、ルールにそって動くのは自分自身だから。どんなスポーツや競技であっても、突き詰めていくと結局「自分の体をどれだけ操作できるか」というところに行き着くんですよね。

だからいろんなことをやって、いろんな体の動かし方を練習して、自分の思い通りに体が動かせるようになっておくといいんです。ホントは子供のときのそういうことをやってこれていたらよかったんだと思いますが、大人になってからでもやれば効果はあるというか、やらないよりはやったほうが絶対にいいので、いろんなことが練習できるといいなと思います。ホーネットではミトあたりはそういうことやると効果絶大だと思うんだよね。