どうも、リーダーです。昨日はナインの練習に行ってきました。練習が始まる前にHISAさんに「パスを教えてくれ」と言われ、ちょっと指導してきました。

チェストパス3つの関門

まず手のひらや腕、肩の力を抜いてボールを投げる練習。が、なかなか力が抜けない。これがチェストパス上達の第一関門。力でボールを押し出そうとすると、腕がガチッと固まって関節のしなやかさがなくなってしまいます。するといいパス動作ができなくなってしまうわけです。

力を抜いて動くことに慣れていないせいか、もしくは肩を動かす習慣がないからか、パス動作をしたときに肩があまり動かない様子。肩があまり動かない=肘が開かない。肘が開かないと手首のスナップがあまり使えない。するとますます「力」でどうにかしようとしてしまい、結果さらに体が固まる・・。これが第二関門。

筋力が強い人は力任せでもOK。でもそうじゃない人は、重心移動の勢いも上手に使ってパスを投げたい。腕による押し出しは、重心移動によって動いているボールを後ろからさらに押して勢いをつけるというイメージ。しかし、重心移動がうまく利用できない。重心が上下にぶれてしまったり、移動が途中で止まってしまったり。ここが第三関門。

ものにするにはまだ時間がかかりそうですが、最後のほうはなんとなく感覚がつかめてもらったようでした。

とにかく力を抜いてみる

人によっては「力を入れて動く」っていう先入観みたいなものがあるかもしれません。私もずっと力を入れないとまともに動けないと思っていました。でもうまい人たちはめちゃくちゃ力を入れているのか?といったら、むしろ逆。変に力んでいないように見えます。そこでやってみたわけです。「めちゃくちゃ力を抜いて適当な感じで軽くやってみよう」って。そしたらなんかいい感じの感覚が得られたという。

さとみポーズ

「力を入れて体を固めてしまわないこと」はとても大事なんですが、力んで動くのが当たり前になっている人にとってはこれが結構難しいことで、教えてもなかなかできないパターンが結構あります。力を抜くことに対する恐怖心みたいなものがあるかもしれないので、勇気を持って力を抜くという感じにしないとできないかも。力むと体の動きは早くなるどころか遅くなってしまい、パスならスピードも飛距離も伸び悩みます。シュートもドリブルも一緒。無駄に力が入ってしまっていると、本来ならうまくいく能力を持っていたとしてもうまくできなくなってしまいます。もし心当たりがあるようなら、ぜひ「力を抜くこと」を意識して練習してみてください。