みなさん気づいていると思いますが、最近OTKさんのシュートがものすごくよくなってきています。シュート改善のための練習を始めた頃から比べると見違えるようですよね。やっぱ頭使って考えながら練習してる人は上達が早いです。
素直に話を聞いてくれる
OTKさんにシュートの話をいろいろしていて感じるのは、「素直に話を聞いてくれている」ということ。これ、成長していくためにはとても重要なことだけど、できない人もたくさんいます。私自身も「素直に話を聞けていなかったなぁ」と反省することは多いです。自然にできているのは、一つの才能だと思います。
OTKさんは「伝えたことをそのままやってくれる」んです。だから改善自体も早いし、私の伝え方が下手でうまく伝わっていないときはその場ですぐに修正することができます。それによって私の説明の精度が高くなっていたのは間違いない。大変ありがたいです。
耳を閉ざす人々
日頃からいろんな人に教えていますが、教えたことをそのまま素直にやってくれる人は本当に少ないです。たいてい自分用に勝手にカスタマイズしてやっちゃいます。技術を吸収していくにはそうやって自分用にカスタマイズしていけばいいんだけど、それでもこちらとしては最初は言ったとおりそのままでやってみてほしいわけです。いきなりカスタマイズしたやつをやって、それでできた気になって「これいまいち」って・・。私からしたら「いやいや、いまいちって思う前にできてねーから」です。
話を聞いてくれないパターンもあります。自分から聞きに来たのに自分が望むような返答がもらえなかったりすると、もう途中から耳を閉ざすという。あなたが相談しに来たんじゃないのかと(笑)自分が望むものがそこにはないって感じているからこその反応だと思いますが、自分とは全く違った考えから導かれる答えっていうのは、自分が望んでいたものとは違う形であることが往々にしてあるので、そこで耳を閉ざすのはもったいないです。その先に、自分が変わるヒントがあるかもしれないから。
例えば、「手首ってどんな感じで使えばいいんですか?」みたいに聞かれたときは、私は「手首は意識して使っちゃダメだって」って返すことがあります(人による)。するとポカーンとなって、そのあとの話は一切頭に入っていないという。このパターンは意外に多いですね。
なんでも素直に試してみる
OTKさんには、それまでのOTKさんの動きとは全く違った動きを教えていました。今までとは違う動きをするのって、結構勇気のいることだと思うんです。実際、最初はなかなかできなかったですが、繰り返し練習していくうちに少しずつできるようになっていきました。OTKさんのように、もともと持っている自分の考えとは違うことでも一度は(ある程度の期間は)素直に真似をしてみるというのが大事かなと。もししっくりこないなら元に戻すのは簡単だし。
まぁそんな感じで、OTKさんのシュートが最近いい感じなので見てみてください。次は飛距離が伸びていくところに注目していきましょう。