ナイッシューとかナイスリバンとみんなは声を出してるけど、そしてきっとそれはいいことなんだけど、私はみんながナイッシューと言っている時でもナイッシューと思えないことが多いです。ナイスリバンだと思えないことが多いです。だから私はあまりナイッシューとは言っていないです(もちろんナイスプレイだと思ったときは言うようにしていますけど)。

シュート成功=ナイッシューではない

シュートが決まればそれイコールナイッシューなのかということです。入ればナイッシューでいいかもしれないけど、シュートには良いシュートと悪いシュートがあると思うのです。決まったシュートが必ずしも良いシュートばかりとは限らないということです。シュートを決めることができたとしても、もっといいシュートセレクションはなかったかと考えるようにしたいのです。

リバウンドも、外れたシュートがたまたま味方がいるところに飛んでいったときに「ナイスリバン」と言っても「それナイスリバンか?」と思うわけです。本当にナイスリバウンドのときもあるけど、ディフェンスがスクリーンアウトしてなかったからたまたま取れたというものも多く、そういうのはナイスリバウンドではないんじゃなかろうか、ということです。

そんなときはナイスリバウンドと言うんじゃなくて、リバウンドをしていなかったディフェンスのほうにしっかりやれと声をかけるべきですね。練習としてはそっちのほうが良いような気がします。

もちろんナイッシューとかナイスリバウンドとか言うなっていう話じゃないし、むしろ声をだすことは継続した方がいいけど、シュートが入ったから反射的にナイッシュー、リバウンドを取ったから反射的にナイスリバン、じゃなくて、それが本当にナイスプレーだったのかを考えようということです。たいしてナイスプレーではないのにナイスプレーって言ってると、それでいいと思っちゃうしね。

ボールをもっと回したい

・D橋→まもさん→べんぞうさん
・峠→D橋→べんぞうさん
・リーダー→D橋
・D橋→峠
・リーダー→べんぞうさん→リーダー
・D橋→リーダー→まもさん
・D橋→リーダー→べんぞうさん
・リーダー→D橋
・リーダー→べんぞうさん
・まもさん→リーダー→まもさん
・D橋→まもさん

これはあるゲームでのパスの流れ(速攻は除いている)。絡むのは多くて3人だった。7分間のゲームで、4人以上絡んでいるオフェンスが一回もなかった。このゲームでたまたま1回もなかったのかもしれないが、思い返してみても5人が全員ボールに触れたオフェンスはほとんどなかったように思う。

だいたい2人か3人で攻めきってしまう。からんでいない他の人にしてみれば、気づかないうちに味方がシュートをうっていたという感じで、オフェンスリバウンドにも入れないし、セーフティにも戻れない。そして速攻を出される。絡目ない人のほうにも問題があるのかもしれないけど、巻き込めない方もちょっと意識が足りないのかもしれない。

逆サイドを使う

「逆サイドに展開する」という意識が希薄だから、絡む人数が少なくなるのではないかと思う(パスが下手だから逆サイドにボールを動かせないという噂もある)。それで片方のサイドにいる3人しかボールに触れることができず、だいたいそこだけでオフェンスが終了している。

ボールに触れない人にはフラストレーションがたまる。フラストレーションがたまっているから、次にボールを持ったらすぐうとうとしてしまう。誰かがすぐにシュートをうつと、他の人もそういうプレーをするようになる。悪循環。

コートには5人いるんだけど、まだ個人プレーしかできていない感じ。個人プレーでシュートを決めても、それはナイッシューではない。なぜなら、もっといいプレイ(他の味方を使うという選択)があったはずだから。

「良いシュート」を増やしていくためには、自分勝手なプレーではなくて、自己犠牲のプレーが必要。「ボールをもらわせてあげる」「シュートをうたせてあげる」こういう気持ちをもってプレーできるともっと良くなると思う。