日曜日のSリーグファイナルはHORNET一回戦敗退、HONEY BEE二回戦敗退という結果でした。HONEY BEEのほうは勝ち上がりたいと思っていたので、とても残念でした。
結果とスタッツ
Aクラス
HORNET 55 – PORUNGA 89
Eクラス
HONEY BEE 78 – 75 NO NAME
HONEY BEE 53 – 85 Z戦士
vs Z戦士
タイガ(助っ人) 14点
エーハラ(助っ人) 10点
わたし 15点
みっち 5点
TBKさん 2点
陸さん 5点
アベッチ 2点
vs NO NAME
アベッチ 19点
わたし 22点
みっち 3点
TBKさん 6点
タイガ(助っ人) 16点
陸さん 10点
エーハラ(助っ人) 2点
vs PORUNGA
WARAさん 4点
ヤマザキ 15点
タイガ 12点
ミト 8点
わたし 12点
陸さん 2点
エーハラ 2点
NO NAME戦でアベッチが19得点という結果を残しました。HORNET関係の試合では過去最多ではないでしょうか。これまで一桁得点が多かった選手が二桁得点、それも20点に届こうかというくらいとるっていうのは大きな成長だと思います。素晴らしい。「暇人は一通り参加できます」と言っていたトマは、当日になって「すんません。体調がすこぶる悪いので動けません。欠席します。」と連絡があり不参加に。ヤマザキは「きっと前日に飲み過ぎて二日酔いで動けないんですよ」と言っていて説得力がありました。(風邪かなにかで具合悪かったんだと思うけど)
試合の様子は以下のような感じでした。
JOKERの助っ人に
この日は朝8時から夜10時まで、12時間体育館にいるというなかなかハードなスケジュール。ただ試合をするだけならどうということもないが、大会運営もしながらの12時間というのは結構キツイ。午前は試合がないのがせめてもの救いだった。
ステージで試合の様子を見守る。プレイオフでクラス分けされているだけあって、1回戦から接戦の試合ばかり。「こういう試合は笛吹きたくないなぁ・・」などと考えながら午後の試合までボーっと試合を観戦していた。
2試合目が終わってこれからオフィシャルだと準備していると、見事一回戦を突破したJOKERのコヤマさんが近づいてきた。真顔だった。
「助っ人で出てくんない?」
助っ人で呼んでいたユキテルくんが引っ越しのため帰ってしまい、人数が減ったということだった。相手はIbis-BB。楽はできないチームだ。つい先ほどからふくらはぎがつりそうになっているのも気になる・・。
「ありがとう」
まだ返事をしていないのに先にお礼を言われ、急遽試合をすることになってしまった。
ふくらはぎがつりそうになっている時は、踏み込みが浅くなり重心が浮いてしまう。そのフワフワしている状態で無理やり動こうとするとかなり力んで動いてしまうことになり、さらに疲労が加速する。
過去の失敗から学んでいたわたしは、床をしっかり踏み込むことを意識してゆっくり歩き回ったり、床をしっかり踏み込みながらシューティングの練習をしたり、少しでも状態が改善されるように色々試しながら試合の時を待った。
HONEY BEE vs NO NAME
踏み込みながら動く練習をしていたのが良かったのか、JOKERの助っ人で出た試合はいい感じで動くことができた。つりそうになっていた足もほとんど気にならず、シュートタッチも悪くなかった。試合に負けてしまったのが心残りだったが、体の状態が悪くないことに一安心した。
次は連続でカモメ率いるNO NAMEとHONEY BEEの試合。今回NO NAMEは厄介な助っ人を呼んでおり、厳しい試合になると予想していた。予想通り、出だしから嫌な流れになった。パスの回りがあまり良くなく、いい形でのシュートがなかなかうてない。リズムの悪いシュートやパスミスから相手に走られて得点される。1ピリで11点の差がついてしまった。
「ここで焦ったらダメだ。3ピリに追いつくくらいの気持ちで、地道にコツコツやっていこう。」
そう話し合い、仕切りなおすことにした。2ピリは悪くはなかった。しかし裏切りのさとみちゃんに2本のスリーポイントを決められるなどして思ったほど点差を縮められず、前半は8点差で折り返した。ちなみにこの試合で初出場のTBKさん。目が悪すぎてマークマンの背番号が見えていなかった。(たぶん)
3ピリが始まる。ここでハッスルしたのはアベッチ。相手の運動量が落ちたスキをついて連続得点。このピリオドだけで11得点という活躍を見せ、一気に点差を縮めた。3ピリが終わって同点。予定通りの展開だ。
そして4ピリ。僅差のまま試合が進み、足も動かなくなってきて苦しい時間帯だったが、ここで目の見えないTBKさんが値千金のプレイを見せる。なんとあのカモメのドリブルをスティール!そしてそのままレイアップで得点!この日一番の盛り上がりを見せた。
・・。この感じ、何かに似ている。そう、トマが得点を決めた時に似ているのだ。TBKさんは「見た目が似ている」と言っていたが、見た目だけでなくチームでの立ち位置も一緒だった。
その後も一進一退の攻防が続いたが、TBKさんのビッグプレイのおかげで流れはハニービーに傾いていた。相手にシュートを決められ同点となった残り数秒。決めればリードの陸さんのシュートが外れ、そのリバウンドを取ったのはタイガ。力強くゴール下にアタックし、バスケットカウントをゲット。完全にTBKさんのおかげだった。
残り3秒くらいで2点リード。そしてフリースロー。外すかどうか迷ったが、今回は普通に決めて最後守るという選択をした。「外したらすみません」と言いながらうったフリースローはTBKさんのおかげでリングにすいこまれていった。3点差だ。もちろん相手はタイムアウト。
残り3秒を守れば勝利。しかし読み物としては、いかにもどんでん返しがありそうな場面。ただこの試合は何も無く普通にそのままタイムアップ。3点差でなんとか勝利した。
HONEY BEE vs Z戦士
続いてシューティングスターズ対Shyのオフィシャル。WARAさんがシューティングスターズの助っ人で出場しておりかなり活躍していた。「助っ人として役割を果たしている・・!」終盤競って目の離せない展開になったが、一緒に得点板をめくっていたTBKさんがニヤけながら試合を見ており、そちらからも目が離せなかった。TBKワールド全開だった。試合は最後の最後でShyが逆転のスリーポイントを決め勝利。しかし終盤のシューティングスターズの追い上げはすごかった。
次はHONEY BEEとZ戦士戦。こちらもなかなか手ごわい相手。マッチアップを考えていくとどうしても一箇所ミスマッチができてしまう。ヤマザキがいなかったせいだ。でもしょうがない。おばあちゃんとの約束は大事だ。
前半はなんとかくらいつくことができた。しかし後半の出だしで足が使い物にならなくなった。いきなりだった。ちょっとでも力を入れようものならふくらはぎがギューンとなってしまうような状態になった。前半はスクリーンを使いながらディフェンスを動きで振り切ってアウトサイドシュートをうつという形が多く、それが決まっていてついていけていた感じだったが、後半は振り切ることができなくなり得点が止まってしまった。終盤は相手に走られてしまい、30点もの差が開いて負けてしまった。これでHONEY BEEのファイナルは終了した。
HORNET vs PORUNGA
足はギューンだし疲れて体に力が入らなかったが、この日はもう一試合、しかも本番(S1)の試合が残っていた。試合までに少し時間があったので、足を休めることに専念する。ベンチの椅子に足をのせて横になったのがいい感じだった。そのおかげでギューン状態を脱することができた。
この日は集まりが非常によくて、交代要員がたくさんいた。疲労のことがあったので「ベンチスタートか・・」と一瞬考えたが、やっぱりスタートでいくことに。
ギューン状態は脱していたものの体がかたまりつつあり思うように動けず。前半は相手の動きに翻弄されてしまった。合わせの動きのタイミングがなかなかつかめなくて何本もやられてしまう。一方こちらは1対1が止められて思うように得点することができない。1ピリでいきなり14点差。前半が終わった時には27点もの差がついていた。
後半は体がほぐれてきていた。体が重く素早く動けないことには変わりはないが、走れるようにはなっていた。動けるようになるとディフェンスを引きつけることができるようになる(ボールを持たなくても)。それが効いてか他の選手も得点できるようになってきた。このピリオドは流れがだいぶ良くなり、1ピリ、2ピリとそれぞれ9点、8点しか取れなかったのが、3ピリでいきなり24点取ることができた。
しかし相手のオフェンスは相変わらず止めることができず、4ピリで点差はさらに広がり・・。44点差で負けてしまった。いろいろ勉強になった試合だった。
試合が終わってからは会場近くの來來亭でラーメンを食べて帰った。来来亭のラーメンは好きだが、チャーシュー麺の大盛りはかなりきつかった。次からは味玉の普通盛りにする。一方みさきちゃんはまたチャーハンと餃子をたいらげていた。そんなSリーグファイナルだった。
トマは、二日酔いなら
「酔拳」または「バックファイヤー」を決めてくれるはずですから、
たぶん風邪か拾い食いして食あたりか何かでしょう!?
トマが酔拳を使えるなんて初耳です!
チームHISA限定の技なのか・・・