どうも、リーダーです。不安を感じることっていろいろあると思いますが、バスケを上達させるためには不安にあえてフォーカスしていくという考え方も必要です。今回は不安に思うことに対する向かい方について書いてみます。

不安を感じたら成長のチャンス

いつもやっていないようなことをやるときは、誰だって「うまくできるだろうか・・」と不安になります。そして不安を感じたときは、次の2つの選択肢が生まれます。

  1. 1.やめる
  2. 2.挑戦する

不安に感じることはやらない。たぶん、人には本能的にそういう機能がそなわっていると思います。だから何も意識しないと、不安に思うことを避け続けてしまいます。

トマのパス

実はミスのないプレーをするためには、「自分が不安なプレーはやらない」ことも大切です。不安を感じるということは、自分がまだ未熟だということを心の底ではわかっているということ。そういう「自信をもってできないプレー」は、一つのミスが命取りになるような試合でしないほうがいいですよね。しかし「上達」ということを考えるのであれば、不安なことにあえて挑戦していくという態度をとる必要があります。

乗り越えられるものにしか不安は感じない

不安というのは「自分ができそうなこと」にしか感じません。例えば、「明日の試合でダンクしろ」って言われたときに「ダンクできるかなぁ・・」と不安にはならないはずです。なぜなら、そもそも無理なことだから。でも「明日の試合はお前のプレーにかかってる」とか言われると一気に不安になるわけです。「活躍できるかなぁ・・」って。

脳は「できそうだ」ということはわかっているんです。でも、過去に経験がないようなことだと、やり方がわかりません。

できそうだけどやり方がわからない → 不安

ということは、やり方がわかればいいということです。不安を感じたときは「やり方」を調べる(知る)ことで不安をやわらげることができ、しかもやってみればなんてことなくできてしまいます。そして一度経験してしまえば、もう不安になることはありません。今まで不安に思っていたようなことも、意識せずに自然とできるようになっていきます。

不安に思っていることを探す

自分が不安になるのはどういうプレーをするときか、考えてみるといいです。例えばボール運びのときにディフェンスにプレッシャーをかけられるのが不安(ディフェンスのプレッシャーを受けながらドリブルするのが不安)とか、どこにパスすればいいか、どんなプレーをすればいいかがわからなくてフロントコートでボールを持つのが不安とか。そういう自分が不安に思っているところは、やり方を知ることができればすぐに改善できる可能性が高いです。

不安に思うことを探しながら、それを一つずつつぶしていくように練習する。そうすると上達をかなり加速させることができます。不安とあえて向き合って、そしてどんどん新しいことに挑戦していきましょう!