どうも、リーダーです。私は走ることが苦手です。短距離ならまだしも、長距離は私にとって地獄でしかありません。でも、走ることって本来気持ちがいいことだと思うんです。今回は、ほんの少しだけ感じることができた走ることの気持ちよさについて書いてみたいと思います。

走ることが気持ちよかった体験

走ることって本来気持ちがいいこと。なぜそう思うのかと言うと、持久走がめちゃくちゃ苦手で走ることが苦行にしか感じられない私でも、走ることが楽しいと思ったことがあったからです。それはある日の練習でのこと。ゲーム中に「あれ、なんか今日は走れるな」と気づいてから、走るのが楽しくなりました。足が軽い。いつもより速い。走ろうと思った瞬間に体が進み、走っても疲労感がほとんど残らない。意思の力で無理やり体を動かしてディフェンスに戻らなくても、体がぐんぐん進むから自然とディフェンスに戻ろうという気持ちになる。前を走るオフェンスに追いついてやるという気持ちになる。

いつもはキツさしか感じない「走ること」へのストレスが限りなく少なくなっていて、しかも走り終えたときにそれまで感じたことのなかった爽快感がありました。たくさん動いて体は疲れているのですが、その疲れも心地よく、そして疲れているのにまだ走れそうな気がするという、私にとっては本当に不思議な体験をしました。

みっち・WARAさん・ヤマザキの走り

HORNETで随一の運動量を誇るみっちなんかは、まさにこのような感覚で動いているのではないかなと思います。他にもWARAさんやヤマザキなど運動量が多い選手の動きをよく観察すると、同じような感覚で動いている感じがしてきます。もちろん本人の頑張りがあっての運動量なのは間違いないのですが、私が感じたように意思によって無理やり体を動かそうとしなくても自然と走れるという側面があるかもしれません。本人に確かめたわけじゃないからわからないけど。たぶん聞いてもわからないだろうし。

ミトのリバウンド

トマは私と同じ

トマの走りを思い返してみると、私の感覚にかなり近いものをもっていたように思います。自然に走っているというよりは、「無理やり(なんとか頑張って)走っている(走り出している)」感じ。実際トマの動き出しはトロいし、走り出しても遅いし、少し走るとすぐ疲れてしまうという、私の走りと同じタイプの走りでした。

自分の思ったとおりに動かせる体

ホーネットの大先輩なかじーさんや、昔練習に来てくれていたソンさんはバスケをやめてマラソンを始めました。ソンさんなんてバスケができなくなったわけではないのにバスケじゃなくてマラソンをしていたわけですから、私には完全に意味不明の行動でした。でも、あの感覚を味わった今ならワカル。あの感覚でいつも走れたら、マラソンも楽しめそうな気がする。

残念ながら、まだ走るのが楽しい状態になったのは数回しかありません。走るのがキツイ日のほうが圧倒的に多いです。でも、体があの状態にならないとうまい人たちとは戦えない。だってたぶんうまい人たちはあの感覚で動いていると思うから。あの状態が当たり前になるように、また明日から練習(トレーニング)頑張っていきたいと思います。