この記事はビンスF沢さんの上達の記録についてまとめています。バレーボール畑出身の彼は、天然の筋肉がモリモリでジャンプ力も桁違い。しかしバスケはなかなかうまくいかない。難しい・・ということで、指導や上達の様子を記録していきたいと思います。

シュートの指導 2008/5/29

ビンスF沢さんのシュートです。ジャンプ力はめちゃくちゃあるけど、シュートは意外に跳んでいない(跳ぶ必要はないから正解)。

ビンスF沢のシュートモーション1

ビンスF沢のシュートモーション2

ビンスF沢のシュートモーション3

ビンスF沢のシュートモーション4

ビンスF沢のシュートモーション5

ビンスF沢のシュートモーション6

ビンスF沢のシュートモーション7

ビンスF沢のシュートモーション8

ビンスF沢のシュートモーション9

ビンスF沢のシュートモーション10

ビンスF沢のシュートモーション11

ビンスF沢のシュートモーション12

ビンスF沢のシュートモーション13

腕力も脚力もあるが、その力をコントロールできていない(持て余している)感じのシュート。10ある力を距離に応じて8とか6とかにコントロールするのではなく、出力は常に10で、強すぎるときはバンクショットにするとかジャンプで調整するとかすると良さそう。特にリングに近い位置でプレーすることが多いので、バンクショットは練習する価値アリです。

高くジャンプして空中で一瞬とまるようなジャンプシュートも練習したほうが良さそう。イメージは、相手がこちらにかぶせるように伸ばした腕にぶつかりながらもシュートを決める感じ。体も重くて力が強いので、そういうファウルをもらいながらのシュートができるようになると、相手にとっては相当な脅威になるはず。

あとはボールの持ち方。このボールの持ち方だとはたかれたときに簡単に落としてしまう。もう少し両手で包み込む感を出したほうが良さそうです。

個人指導 2008/6/9

力強くシュートにいく方法、ゴール下で逃げずにシュートをうつ方法を教えました。

よく「逃げるな!」という声が聞かれますが、現状では反射的に後ろに跳んでしまっているので、それを意識付けでどうにかするというよりは「向かっていったほうがうまくいく」「強く当たってシュートを決める」というやり方を教えて練習してもらうという方向で練習していきます。

意識付けでどうにかできればそれが一番カンタンだけど、たぶんビンスの場合はそれだけじゃうまくできるようにはならないからね。

体の接触があるプレー、特にポストプレーやゴール下で体をあずけながらシュートするプレーなんかは意識だけじゃ難しいことが多いから、個別に動作を取り出して体をぶつけながら練習しました。さっそくゲームでも同じようなプレーが見られていましたよ。

最近うまくなっている 2008/7/24

ビンスF沢さん。動画見てちょっと驚いた。利き手だけだけど、全力疾走に近い状態でドリブルができている。ほぼ週に1度の練習で、あの何もできなかった状態からここまで来たのはスゴイ。みんなもっと褒めてもいいと思う。ストップとピボットができないのが致命的だけど、そこが改善されれば試合でも使い所が出てくる。

彼は何がすごいって、その向上心だよ。週に1度しか練習に参加できないから、その日は誰よりも早く体育館に来ている。そして、自分で考えたメニューで自主練習をしている。しかも自分の動きをデジカメ(ムービー)で撮影しながら。うまくならないわけがない。

マークにつきたくない人ランキング 2010/5/24

マークにつきたくない人ランキングを作りました。

3位 ヤマザキ
2位 まもさん
ダントツ1位 ビンス

ここ最近の成長度がすさまじいビンス。マジでディフェンスつきたくないです。重すぎる。最近はシュート技術も徐々に高まってきているし、もう素人とは言えないね。

ビンスゴール下

先週の日曜に「抜きの動作」の練習をしたんですが、その練習のせいでビンスがすさまじい筋肉痛におそわれたと言っていました。正解だよね。特にビンスの場合は今まで使えていなかった部分に集中的に負荷がかかったから、大変なことになったんだと思う。私も火曜日まで筋肉痛が残るくらいだったし。重りを使わないにもかかわらず、あれだけの負荷をかけられる動作ってのはなかなかないよね。

ドライブが炸裂 2010/8/13

HORNETを代表する部活動未経験プレーヤーのビンス&ノーブリー氏。

最近ノーブリーさんがリバウンドをよく取るようになってきている。今までまったく反応できていなかったような場面で、反応できるようになってきた。これは大きな変化。できないことができるようになる。これぞ上達。

ビンスも先日きれいなドライブを決めた。リバウンドとローポストからのアタックしかできなかったビンスがドライブ。これも大きな変化。

二人とも、ノーマークのときはシュートを狙うようになってきた。なかなか入らないけれど、自分がノーマークだということが瞬時にわかるようになってきたのはナイス。

ビンスはシュートの軌道が低いので、入りにくいシュートになってしまっている。手首で前へ飛ばすのではなくて、肩や腕も使って上に放るシュートをうてるとよくなるはず。

ハンドリングが向上 2011/4/11

昨日のビンスF沢氏のプレーを見ていて、ハンドリング能力がだいぶ高まっていると感じた。クロスオーバーがもう少しでできそう。ドリブルをキャッチミスして完全には決められなかったけど、ニセムラカワを抜いたドライブがあった。最初の1対1では私もレッグスルーからのドライブで一回抜かれた。

ビンスF沢

1対1で積極的にレッグスルーを使っていた。しかもミスらない。まだまだ姿勢も良くないし質の高い動作とは言いがたいけど、ミスせずにしかも「技」としてあれだけレッグスルーができるようになったのはすばらしいことだと思う。練習前の自主練の成果だね。

ドリブルがうまくなってきたっていうことはボールの扱いがうまくなってきたということなので、パスも合わせて上達している。前に比べたらかなり安定したパスが出せるようになってきた。力はあるから強さは申し分ないし、回転も良い。

以前は体が前に倒れるような姿勢でパスを出していて、レシーバーの足元にパスがいってしまうことが多かったけれど、それもかなり改善されてきている。周りのディフェンスも少しずつ見えるようになってきたようで、パスカットされる頻度も急激に減ってきている。

ディフェンスがいる前提の練習 2011/6/13

しばらく練習に来ていなかったビンス。めずらしく練習前に1対1を申し込んできた。うん、結構うまくなっている。

まず動きが速い。しかしあの速さであの動きだと、やはり膝にはかなりの負担がかかるだろう。エーハラと同じだ。

そして17キロの体重差はどうすることもできなかった。接触では勝てる気がしない。私とビンスは動きの速さも同じくらいだから、体重差がモロに響いた。ドライブしたときに体が当たるとそれ以上先に進めない。やはり重さは武器になる。

ビンスのジャンプ

「そりゃーうまくなるわ」と思ったのが、練習前の空き時間での練習。ビンスはパワードリブルで押し込んでターンシュートをうつ練習をしていた。ディフェンスがいるのが前提の動きでの練習だった。見ている私にもディフェンスが感じられるくらい、ディフェンスのことがイメージされた練習だった。

さらばビンスまた会う日まで 2012/10/1

昨日の練習には久しぶりにビンスが登場。「うおー!久しぶりですね!!」って興奮したら「久しぶりで、それで最後です」と。東京に転勤だそう。突然すぎる。新潟に帰ってきたときはまた顔を出してくれるでしょう。膝は相変わらず痛そうだった。

さらばビンス

昨日は少し遅れて体育館に到着。すでに15人以上人が集まっていた。シューティングをする者、やっとボール来たよ・・という感じで私が持ってきたボールを取っていくイセ(マイボール買えよ!)、1対1をする者。それぞれいろんなことをしていたが、いつもとは違う風景も。番Bがミトにポストでのアタックを教えていた。あれ良かったな。早速ゲームで練習の成果が出ていた気がするし。

最近は誰かが誰かに教えているという場面を見ることが多くなった。嬉しい。不満を言ったり怒ったりするのではなく、教える。素晴らしい。素直な人が多いから、教えられたら伸びると思う。

それにしてもビンスが東京に行くのはさみしいね。次に会うときにもっと上達した姿を見せられるように、これからも頑張って練習していきましょう。