どうも、リーダーです。今週のNARUTO読みました?うちはイタチと両親のあの会話。やばいです。目頭が熱くなりました。ジーン。
今日は先週土曜の長野遠征の記事を書く予定でしたが、どうしても先に書いておきたいことができたので、割り込みで記事を書きます。どうしても先に書きたいことというのは「ビデオの撮り方」についてです。
練習の動画を撮影しメンバーがあとから確認できるようにしていますが、撮影する人が毎回違うということもあって、気持ちよく見れるビデオとそうでないビデオがあります。少なくない時間を費やしてビデオをチェックするんですから、できるだけ気持ちよく見たい。そんなわけで、今回はビデオ撮影について考えてみたいと思います。
ビデオ撮影にバスケを感じる
先日練習動画を確認して思ったこと。それは「やはり全てはバスケに通じている」ということです。
ビデオ撮影のうまい下手はコートの上でのプレーに通じています。ボールばかり見ていて周りが見えない人は、ビデオを撮影するとボールばかり映していて周りの様子を撮っていなかったり。視野の狭い人は「見たい」と思うところを撮りきれていなかったり。次どこで何が起こるか予測できていない人はボールが動いてから追いかけるように三脚を動かしたり、無駄にガチャガチャ三脚を動かしたり。
コートの上でしっかり視野を確保して考えながらプレーしている人は、やっぱりビデオ撮影もうまいんです。つまりビデオ撮影がうまくなったらバスケも上達するかも・・。
練習動画の撮影で気をつけたいこと
練習動画を撮るときは、以下のようなことを意識して撮影するといいと思います。
ボールを中心に持ってこない
ボールを中心に撮影するのではなく、ボールを持っている人が見ているところ、その先のフロアの状況が見たいので、ボールはどちらかと言ったら画面の端のほうに映っているような状態がいいと思います。ボールマンが画面から外れてしまうのは良くないですけど。
ボール運びの途中も映す
片方のオフェンスが終わったらカメラを反対側に向ける、という撮影方法をしている人もいますが、ボール運びも映してほしいです。そういう場面でドリブル動作やディフェンスを抜く様子を観察することができます。
手前のコーナーは思い切って捨てる
平日の練習では手前のコーナーまで映そうとするとかなり角度をつけて撮影しなければいけなくなります。すると逆サイドのほうやトップの位置といった人の動きが多い位置が全く映らなくなってしまうので、時には思い切ってコーナーを捨てて撮影することも必要です。他の場所に動きがなくてコーナーでオフェンスが完結しそうなときはコーナーまでカメラを向けて撮影すればいいですが、他のポジションにパスが出そうな場合は無理にコーナーまでカメラを向けず、できるだけ広い範囲が映るようにしたほうがいいでしょう。(そのほうが三脚を動かす回数も少なくできて見ている人に優しいです)
三脚動かす回数はできるだけ少なく
ボールが動くたびにそれを追いかけるように三脚を動かすような撮影方法をしていると、見ている人はかなり疲れてしまいます。できるだけ、大きく動かさないほうがいいです。といってもボールが動けば画面から外れてしまうこともあるので、「できるだけ動かさないで、でもボールが大きく動いたらボールが画面から外れないように動かす」という感じで撮影するといいと思います。次のどんなプレーが起こるか予測しておくことも、動かす回数を減らすために重要です。
見ている人が見たいと思うような位置を逃さず映す
あとから見た時に「ここが見たいのに映ってない」ということにならないような撮影を心がけてほしいです。例えばボールとは逆のサイドでスクリーンがかかっているのにそのスクリーンの位置が映っていなかったり、パッサー周辺だけが映っていてレシーバーのあたりが映っていなかったり。そういうのはちょっと嫌です。まずビデオを、特に自分が撮影したやつを見てください(撮影が下手な人は見てないんだと思う)。たぶん見にくいとか見たいのに映ってない場面とかあると思うので、それを改善していきましょう。
次の場面を予測して三脚を動かす
ボールが動くたびに追いかけるように三脚を動かすのは良くないです。次に起こるプレーを予測して、ボールが動きそうな位置にボールが動くよりもやや早く、先回りするようなイメージで撮影するといいです(そうするとボールが移動する先もきちんと映せるようになります)。ボールの移動と同じスピードでカメラが動くと嫌ですが、先回りすることでカメラはゆっくり動かす中でボールの動きを確認することができます。
三脚の動かし方
あの三脚は首が少し回りにくいので、力の伝え方を工夫しないといけません。下手な操作の仕方をすると、首を回すときにガタガタいって画面がふるえてしまいます。首を回した時にガタガタ言わないような操作の仕方を探ってみてください。カクカク動くのも見ていて疲れますから、そうならないように工夫してください。
という感じです。もちろんいきなり上手に撮影できるようにはならないでしょうから、少しずつ練習してできるようになっていきましょう。バスケの上達にもつながると思いますよ。特に「次起こることを予測する」というあたり。今日の練習から意識してみてください。