13日の試合のあと、べんぞうさんから届いたメール。「HORNETの記事にするほどのことでもないので」と書いてあったけど、学びのある内容だと思うので記事にしました。「道が開ける」という話はめちゃくちゃ参考になりますよ!

試合での上達の実感

試合にて、最近うすうす感じていたことを「やはり」と実感できたので、書いてみようと思います。一つは、体の「当たり」。「勝てる」というほどではないが、「負けない」相手がちょっと増えたように思う。自分より体の大きい相手でも、戦える場面が増えてきた。

ディフェンスするべんぞうさん

二つ目は、前にブログでもあった「スローモーションで見える」ってやつ。似たような感じだろうけど、自分の場合はその場面もみんなと違うし、スローモーションよりも「道が見えて、道が開ける」って感じ。多分見ている人は「また確率の悪いシュートを打って、たまたま入ったよ」と思ったであろう、ゴール下での怪しいステップイン(キモいタイミングというやつか)シュート。今回は、100%入ると確信しながら打てたシュートだった。

練習ができないときにやっているトレーニング

バスケがあまりできない分、夏ごろから、ちょっと考えながら、できる範囲で体を動かしている。その成果が出た部分もあるのかな、と。やっていることは3つ。

胴体を鍛える。

腹筋・背筋・スタビライザー(体幹トレーニングの一般的なやつ)・胸を鍛える

これは、まさに「強くする」感じでやってる。ここは柔軟性とか可動域とかあまり気にしなくてもいいのかな、って思ってるけど、どうなんだろ?

肩の可動域を広げる。

ぐるぐる回したり、広げたり閉じたり、ゴムのエキスパンダーみたいなのをやったり。これはパスに変化が出てるかな。

足首を強くする&可動域を広げる。

いわゆる「カーフレイズ」というやつかな。段に足をかけてふくらはぎやアキレスけんを伸ばすやつ。ふくらはぎのトレーニングだと思ってたけど、足首の可動域を広げる、強くするとも何かに書いてあった。

道が見える感覚

上達が実感できた一つ目の要因は、単に体が強くなって安定性が増したのかな、と思っている。HORNET内では、エーハラの強さに前は「勝てない」と思っていたけど、最近は「勝負できる」と思えるようになってきたし。まあ、まだまだ陸さんや拓MAXにいたOTKさんの後輩みたいな、明らかに分厚い奴はどうしようもないけど。

二つ目の「道が見える・開ける」は中学の時によく感じたんだよね。サイドステップの練習をめちゃめちゃまじめにやったら下半身がすげー強くなって、すごい低い体勢でポストアップできて。かなり低いから、ターンすると相手の懐に入れて(通り抜けられて)。森や林は、しげみの部分は密集しているけど、幹の部分は人や動物が通れるでしょ。あそこを通ってる感じ。

でも、今回は下半身の強さでそうなった感じではなくて。足首が少し前後に動くようになって、やりたいなと思っている「地を這うような足さばき」が自分なりにちょっとだけできるようになった。それができると、ひざを曲げる意識よりも楽に重心を落とせて、床の接地感覚も前より良くなった。感覚的には、前より低いところを移動している感じ。それプラス、ステップインのぶつかり合いで上半身がぶれなくなったから、行きたいところに足を踏み出せて、上半身で自分のスペースをしっかり確保できて、安定した状態で(周りからは絶対そうは見えていないだろうけど)ボールのリリースだけに集中できる感じがした。

その一連の動作が、「道が見える&開ける」っていう感覚。金曜日に3対3やってた時も一本この感覚があったから、本物かな、という感じ。

一つ仕事が山を越えて、バスケのことを考えたくなったので、書きました。読んでくれてありがとう。しかし、文章が長いわ。整理しきれてないね。

ちなみに、田臥ドライブできるようになりたい。インサイドで抜いて、ファールもらう。ああいう動きをしたいのよ。今度教えて。