練習動画を撮り始めた頃、私はその動画を見るのが恥ずかしかった。姿勢や動きが気持ち悪かったから。もっとかっこよくプレーできていると思っていたが、客観的に見たら「変な動き」だった。いかにもダメそうな動きだった。しかし今では、当時感じていた気持ち悪さを感じることはあまり無い。たまに変な動きをしているときに感じるくらいだ。

姿勢の変化

シュート直前の姿勢を見比べると、猫背が解消されて背中が伸びているのがわかる。頭が胴体の上にきちんとのっているような感じ。より芯が通っているように見える姿勢になっている。

シュート直前の姿勢の変化。
姿勢の変化1

歩いている姿を見比べると、以前は前傾が強い姿勢、今はまっすぐという印象の姿勢になっている。腰が引けているように見えていたのがなくなった。

歩き姿の変化。
姿勢の変化2

姿勢が改善されればされるほど、「勝手に技術が習得できる」ことが多くなった。たいして練習していないのに、いつの間にかできるようになった、いつの間にか動きの質が高まっていたというものがいくつもある。姿勢の悪さが技術に悪影響を与えているということだ。

時間がかかるので練習は気長に

悪い姿勢を良い姿勢に直していくっていうのは簡単なことじゃない。まず何が悪いのかは勉強しないとわからないし、改善の練習を始めてもなかなか変化が見えない。意識すれば一瞬で姿勢はよくなるけど、その姿勢をなんの意識もしていないときでもできているようになるには、普通は結構時間がかかる。

実際に姿勢が良くなるまで、根気練習に強く取り組める人は少ないかもしれない。うっすらでいいから頭の片隅においておいて、たまに思い出して練習してみるっていう感じにしておくのがいいかも。そのくらいゆるくないと続かないし。

こうやって目に見えて変化しているのがわかるとやる気が出てくるので、定期的に動画や写真で確認するのがオススメ。私ももちろんまだまだ満足はしていないし直したいところはたくさんあるので、これからも頑張っていこうと思います。

姿勢が変わることのその他のメリット

姿勢っていうのは第一印象に大きな影響を与えている。姿勢によって頭が大きく見えたり、背が小さく見えたり、肩が張って太っているように見えたりする。そういうのは姿勢を改善することであまり気にならなくなることがある。これはマジ。上の写真を見てもそれがなんとなくわかってもらえると思う。

あとは性格などにも影響を与えている部分がある気がする。猫背だとうつむきがちになるし(頭が垂れるからね)、胸をはれば自信満々な感じになっていく。胸を張っているけどネガティブな人ってあまりいないような気がするから、イセは常に胸をはるようにしたほうがいいかもしれない。