練習前のアップで、T川さんと前回の練習で教えたフェイクの話をしていた。そのときに自分でやって見せたんだけど、火曜、木曜に比べて全然鋭く動くことができなくて、「今日は駄目だ」と話をしていた。床の捉えがゆるい感じだった。
案の定足元フワフワ
で、ゲームが始まってみたら案の定プレーが安定しない。動き自体はそこまで遅くはなっていないけど、鋭さがない。床が捉えられていない(土台が不安定)だからか、どこかプレーも雑になってしまう。
体全体がまとまっていなくて、手足がバラバラに動いている状態。動作が瞬間的でなく、ドリブルをついていてもボールとの一体感がない。わずかにパスがずれる。シュートもずれる。入る気がしない状態だった。
こういうときは体を力ませて無理やり動いてしまう。そういう動き方をしていると足がすぐにつってしまう。この日は2試合目の途中から足がつりそうになってきた。
たまたま低重心になったらいい感じだった
足がつりそうになった状態で相手の速攻に合わせて戻るときに、たまたま重心が低い位置に落ちた瞬間があった。その瞬間「あ!この感じだ!」と思った。そこからは、ふくらはぎがつりそうになっているのにわりと走れた。むしろその前の時間帯よりも速く動いている感覚だった。
重心が高かった。だから足元がフワフワした。土台がしっかりしていないから手足がバラバラに動く。シュートのコントロールも雑になる。重心の位置が床から大きく離れてしまっているようなイメージ。重心の位置と床との距離が遠くなっているから、必要以上に筋力で体を伸ばさなければ床がしっかり押せない。だからすぐにつってしまうし、動き出してから力が伝わり切るまでに時間がかかるから動作が瞬間的でなくなる。
低い重心を維持しながら動くことができれば、足がつるのをふせぐことができると思った。土台がしっかりすれば動きが鋭くなる。ボールとの一体感も出てくる。パスやシュートも安定する。これを体で実感できたのは大きかった。単純に姿勢を低くすればいいという問題ではないのが難しいところだけど。
足がつらないために意識すること
足がすぐつりそうになってしまうのが悩みの一つだったが、それは重心が高い状態で動いていることが原因のようだ。バスケをしていて足がつりそうになったことがないという人を何人か知っているけど、たしかに動きを見ると「地を這うような動き」をしているように感じる。私もそういう動きができているか、練習前はいつも確認しなければいけない。一歩着地するたびに重心が上下していたらそういう動きができていない証拠なので、重心の高さは常に一定で、かつ低い位置を維持する。そういう意識で練習してみようと思う。