「つまらないなら面白くしようと思わなかったのか」極東学園天国という漫画で出てくる言葉です。今回の記事とはあまり関係ないのですが、初めて読んだ時この言葉はかなり響きました。つまらないと文句を言う=誰かのせいにしている。面白くしようとする=自分の責任で行動している。何事も面白くできるように行動していきたいです。

今回は練習の取り組み方に関する話です。

同じメニューで8倍練習する

何度か話している気がしますが、ランニングシュートももっとしっかり練習したほうがいいと思うんだよね。ランニングシュートをただのウォームアップとかレイアップの練習とか思っていては、もったいないと思うんです。ランニングシュート一つで、例えば以下のようなことが練習できるんですよ。

  • パスの練習
  • 動き出しの練習
  • 走り方の練習
  • ストップの練習
  • キャッチの練習
  • ドリブルの練習
  • ジャンプの練習
  • シュートの練習

今適当に考えただけで、8種類も思いつきました。ただのレイアップの練習だと思っていると1種類しか練習できませんが、動作を分解して考えておくと8種類練習できます。何も考えずに練習したときの8倍練習できるということです。こうやって一つの練習から得られる効果を何倍にもしていく。この考え方ができなと上には追いつけないですね。

良い動きの追求

ある程度できる人は「より良い動き」というのを追求してほしいです。例えばより良いシュート動作や、より良い走り方、より良いディフェンスのステップというものがあるはずです。シュートができればそれでOK、ディフェンスのステップができればそれでOKではなく、「もっと上手にできるように」という考えを持って練習していってほしい。うまい人たちの動きをよく観察すると、自分の動きがまだまだ未熟であることを確認できるはずです。

余裕がなければ上達しない

「練習についていくだけで精一杯」という状態のままでは、上達していくことは難しいです。なぜなら余裕がない状態では頭で考えながら練習することができないから。仮にいつもの練習で精一杯になってしまっているのだとしたら、心に余裕が持てるように少し手を抜いてください。もちろん練習を一生懸命やってほしいという気持ちはありますが、余裕を持つために手を抜くのであれば、それは全然かまいません。全力で練習に取り組み、めちゃくちゃ力んでミスを連発するくらいなら、少し手を抜いてミスのないプレーができたほうが圧倒的にいいです。

できることを増やしていく

できることを増やしていく。これがめちゃくちゃ大事だよね。多くの人は「今得意なプレー」しか練習していません。だから、あたらしいこ技術が身につかないんです。できないことを練習して、できることを少しずつ増やしていく。そういうスタンスで練習していかないと、バスケは上達しないです。もう何回も同じこと言ってるけど、大事だから何度でもいいます。すでにできていることではなく、まだできるようになっていない新しいことにいつも挑戦してください。

いよいよ彼が帰ってきます。楽しみですな。