先日の練習にはMASAさんとマリオが来てくれました。また来てもらいたいので、今回は二人を褒める記事を書きたいと思います。

マリオからMASAさんへのパス

二人の共通点は安定感

「Bダッシュで行きます!」と面白いメールをくれたマリオと、「今日も参加したいのですが大丈夫ですか!?」と丁寧なメールをくれたMASAさん。二人の共通点は、なんといっても「安定感」ではないでしょうか。重心の低さというか。ボールを渡した時の安心感というか。全然フワフワしてないんです。見習いたいですよね。

二人は床の捉えが強いです。これは足に力を入れているから強いのではないと思います。むしろ二人の足の動きを見ていると、力がはいる形にはなっているけど力んでいる感じはしません。足に力を入れていたら素早く動けないですからね。じゃあなんで床の捉えが強いのか。もう言ってしまってますけど、「姿勢」による影響が強いわけです。普通に考えて、膝が曲がっているのと曲がっていないのとでは、膝が曲がっているほうが安定する感じがしますよね。実際接触が起こったときは、膝が曲がった姿勢のほうが衝撃でバランスを崩しにくいです。常にそういう姿勢で動いている。だから安定しているんですね。

ステップインとマシンガンフェイク

マリオのあの強力なステップインは、床の捉えの強さがなせる技です。そしてステップインのあとのフェイク。私はあれをマシンガンフェイクと呼んでいます。まるでコインの出てくるブロックを連続で叩いているかのようなあのフェイクには、一回目で反応しないディフェンスも二回目、三回目でかくじつに跳んでしまいます。

注目したいのは、フェイク中も一切浮き上がることのない重心。低いところから突き上げるようにフェイクして、ディフェンスが跳ぶのを待っています。まだまだ「勢い」で動いてしまうことが多いわたしたちとは対照的に、完全に体の動きをコントロールしているという印象です。

例えばイセの動きなんかを見るとよくわかると思いますが、体が動けば「勢いによって体が流れる」ということが少なからず起こります。でもマリオはそうなる場面が極端に少ないです。スピードに頼ったプレーではなくて、相手との駆け引きとたくみな脚さばきによるプレー。あぁなるとミスを格段に減らすことができるんです。ホントすごいよね。

ということで、MASAさんとマリオを褒める記事でした(ほとんどマリオの話になってしまった・・)。今日は練習試合です。2チームにわかれるので、みんなそれなりのプレータイムが確保できるはず。何か課題というかやりたい事を予め考えておいて試合に望みましょう。私はもちろんこの記事に書いたようなことを意識したいと思います!