昨日の練習ではHISAさんとOTKさんにシュート動作を教えました。しかし、シュート動作というのはなかなか難しい。人の数ほど種類があると言っていいかもしれません。

シュート動作の正解

特にシュートが得意な人は自分なりの理論みたいなものを持っていることが多くて、いろんな人の話を聞くといったいどれが正解なのかわからなくなります。まぁただ一つの正解を決めるっていうのはかなり難しいですね。自分がうちやすい動作で、なおかつシュートが入っているならそれでいいと思います。うちやすくてもシュートが入っていないならよくないですが・・。動作じゃない部分が成功率を左右していることが多いので、別にシュート動作(シュートフォーム)はどうでもいいのかもしれないです。

よりコンパクトな動作で力みのないシュート

私が昨日教えたのは、体が小さくて非力な選手が、よりコンパクトな動作で、力みなくシュートをうつための動作です。私は筋力がなさすぎなんで、力に頼ったシュート動作ではボールが遠くに飛びません。体をより理にかなった形で使っていかないといけないわけです。そして「より効率的な動作」を求めて試行錯誤してきた結果、たどり着いたのが昨日教えた「コンパクトで力みのない動作」というわけです。いろいろ学んであれこれと考えてきた結果なので、「正解」に近い動作にはなってると思います。あとは自分用にカスタマイズしてもらえれば。

ちなみにまだ未完成です。自分で練習していて、確実に先があることを感じています。

教えたことはだいたい3つくらい。ボールを安定させるためのセットの位置。手首を使わずにボールを飛ばすための動作(支点を作らないという話も)。ロスなくボールに力を伝えるための、ボールの扱い方。

とにかく力を抜くことが大事なので、力を入れないシュート練習をしました。OTKさんはいい感じ。肘から先の力が抜け、手首がビッとなる感じが出ていました。ただ、今までとはまったく違うシュート動作なのでまだ安定はしていない感じ。前に教えた「ボールを持ち上げるときに肩は下がる感じ」を意識すると、もうちょっとしっくりくるかもしれません。

HISAさんはなかなか力が抜けませんでした。「抜かない」のではなくて抜こうとしているのに「抜けない」んです。私もその感覚がよくワカル。力を抜きながら関節を曲げられないんです。体は末端も、胴体部もかたまっている感じでした。もし、あの堅さがなくなったら今よりも断然楽にシュートがうてるようになると思います。他の動きも今以上に速くなるはずです。

試行錯誤をともなう練習は楽しい

こういう「試行錯誤」的な練習はとても面白いです。面白い上にやればやるほど上達するという。新しい気付きがあると、一気に上達するんですよね。

しかしこういう練習にも唯一デメリットがあります。それは、「何かをつかむまでに時間がかかる」ということ。本当ならできている人から教わるのが早いんでしょうけど、体の状態って人それぞれで違うし、できている人にとってはできることは当たり前のことで、それは技術でもなんでもないと思っているから、なかなか教えることができないんです。だから、自分で気づいていくしかない。でも、時間をかけずにうまくなろうというのは虫が良すぎますよね。地道に練習していくしかありません。

ゲーム前の整列

そういえば、タガがメールの最後に「空飛ぶ冷蔵庫たが」と署名していました(気に入ったらしいです)。どうりであいつが喋ると寒気がするわけだ。冷蔵庫の戸が開いたら冷気出てくるもんね。

そんな移動式冷蔵庫のTGは、練習後に行ったかねこでついにチャレンジ丼を注文しました。ポカリスエットがなかったので50円引きでした。

食べかけでなんかきたないですが・・これがチャレンジ丼です。5段カツ丼。
チャレンジ丼

業務用冷蔵庫のタガは見事に全部たいらげましたが、「もうチャレンジ系(メガ盛り系)は食べない!」と言っていました。でもただのツンデレだと思うので、また食べてくれると思います。