どうも。この間の土曜日は大丸杯という村上の大会に、ナンバーナインの一員として出場させてもらってきました。いつも誘ってもらってホントありがたいです。対戦相手はNKクラブ(新潟教員)と新発田クラブ。県内トップクラスのチームです。こっちはナインの方々プラス、Mr.新潟ことヘッジ稲垣氏と私。県内トップクラスのチームと対戦することなんてまずないので、貴重な経験ができました。

試合前の指導

試合はボロ負けだった上に個人的にもなんもできなかったんでそっとしておいてほしいんですが、いろいろと学びがあったのでそれをメモっておきたいと思います。

NO.NINE vs 新発田クラブ(通称シバクラ)
NO.NINE vs 新発田クラブ

試合が始まる前にMr.新潟がワンセンター、ツーセンターのときの基本的な攻め方を教えてくれました。これがとても面白くてですね。ホーネットでもやってみようと思いました。MASAさんが目をキラキラさせて話に聞き入っていたのが印象的でした。

中と外の動き。フロアバランス。ボールがないところでのバックスクリーンなど。特にバックスクリーンの使い方がいい感じでした。私が練習で「逆サイドでのバックスクリーンを使え」と言っていたのにも通じるものもあり、さらにトップの位置にいる選手にも動きが作れ、しかも何度も繰り返せるというナイスな動き。あとはボールマンへのスクリーンに対する守り方と、ピックアンドロールのパスの通し方など。「面を変える」っていう言葉も非常に共感できました(私が「角度を変える」と説明していたこと)。

机上の空論ではないところが良かったです。稲垣さんがこれまで実際に試合でやってことがもとになっているノウハウ。理屈は誰でも(バスケをしていない人でも)教えられるけど、それを実現するためのちょっとしたコツなんかは、やっぱり選手としてやっている人じゃないと伝えられないですね。しかもずっとレベルの高いところでやってきている人の言葉なので、勉強になることが多かったです。

隣のコートのジャマイカカラー。
隣のコートのジャマイカカラー

試合で冴えわたるボールハンドリング

試合ではテンポの早さと当たりの強さ、デカさを感じました。みんなうまいのは当たり前として、身体能力も高い。あとはですね、パスが早い。ボールの扱いがすばらしく上手い。力があるからうまく扱えているのではなく、上手に扱っているからうまいという感じ。我々はボールの扱いがまだまだ雑だと思いました(だからパスも遅い)。土台が安定している感じも。足元がフワフワしている選手はほとんどいません。だからミスが少ない。これらを自分の目で見て直に感じられたのは非常に良かったです。当たり前だけど、動画で見るとのコートで感じるのとでは得られる情報量が全然違います。

試合終了後にようやく実現できた絶妙なフロアバランス。
フロアバランス

という感じでした。とても楽しかったです。チームに少しでも還元できるように、今後の練習で取り入れられるところは取り入れていきたいと思います。