どうも。「LD」に学習障害という意味があることを教えてもらったワタシです。方向性を示したい。でも言っても聞かない。そういう場合はどうするか。答えは簡単です。「提案」するんです。「こうしろ」と命令してもまずやらないです。誰かにああしろこうしろって言われたらなんか嫌ですよね。高圧的だし、そのまま言われたとおりにするのも癪に障るし。だからですね、「提案」するんですよ。「こうやったほうがいいんじゃない?」って。

最終的には相手に判断させる

最終的な判断は相手に委ねるわけですね。「私はこうやったほうがいいと思うけど、やるかどうかはあなたが決めてね」って。もっと詳しく言うと「私はこうやったほうがいいと思うけど、やるかどうかはあなたが決めてね。やらなくて○○になっても私は知らないけど」みたいにします。こういう言い方をすると、その人の行動に少しだけ影響を与えることができます。特にやらなかったことでこうむる損害が大きい場合には効果が大きいです。

イセシュート

これは代表の考え方というよりは指導とか教育する場合の考え方ですね。こうしなさいって言って教えても、なかなか身につかない。まず「命令」だと話を聞かない。でも、「こうしたほうがいいよ」って教えて、相手が実際にやってみて「こうしたほうがよかった!」と思ったら一瞬で身につきます。その提案が自分にとって利益のあることだと判断して、行動にうつすようになるわけです。これを意識すると、伝えたい事がものすごくよく伝わるようになります。

自分はできているか

他人に提案することは「自分がやっていること」である必要があります。いや、必ずしもそうである必要はないけど、自分がやっていることだったら説得力が増します。例えば、ガチガチに力を入れて筋力で無理やり動いているような人が「力を抜いて動いたほうがいいよ」と言ったって誰も聞かないわけです。「そのほうがいいっていうなら、じゃあなんでお前やってないの」って思われます。自分がやってみて、それで自分でいいと思った。だからあなたにも提案します。そういう流れが原則です。

これが基本的な「伝え方」ですね。その人が持っていない新しい考え方を示してあげて、そして行動に影響を与える(そのためにはたくさん勉強することが必要になってくるというわけです!)。私は日々そういうことをやろうとしています。

うーん、ここまで書いてきてなんだけど、こういうのは言っちゃいけないことなのかもしれないな。みんなすぐ忘れるだろうから別にいいんですけどね。