日曜日はSリーグの第3クールの試合がありました。結果は2試合とも大差で負け。参加メンバーはべんぞうさん、私、番B、トマ、ぴんご、イセ、とシューティングスターズから陸さん、ワラさん、マツさんの9人。

vs FOB 54-86

1つ目の試合はFOBと。スコアはたぶん54-86。運動量・フィジカルで負けていたという印象。終始相手に優位にプレーされ、こちらはきついオフェンスが多かった。苦しいシュートが多く、確率も悪い。こちらはオフェンスリバウンドをほとんど取れないので、最初から最後までシュートが落ちて速攻をくらってという感じだった。

ドライブからジャンプシュート

ディフェンスが張りだしてくるとパスが全然回せない。こういうときこそのスクリーンだけど、スクリーンをかけるという発想がなく、そしてかけたとしても雑すぎてかかっていなかった。結局ディフェンスを振り切れていないギリギリの状態でボールをもらって、そこから1対1で攻めるしかなくなる。ミートで勝負できない1対1は疲れるし、力むから良いプレーにならないことが多い。

いつもなら自分の足だけでディフェンスを振り切ることができるような場面でも、運動量の多い相手だとそれができない。そこをムリに振り切ろうと走り回るのは体力のムダだし、一人がめちゃくちゃに動き回ればフロアバランスも崩れる。だからできるだけスクリーンの形を作ってから、ハーフコートオフェンスをスタートしたい。

そのためにポイントガードは、スクリーンがしっかりかかるまでボールをキープできなければいけないし、インサイドとウイングでは適切な角度でスクリーンをかけてディフェンスを引っ掛けなければいけない。スクリーンをかけてもらう人はかかるタイミングがくるまで我慢してステイ。スクリーンっぽいことをしていても、動き出しが早すぎてひっかからないパターンも多かった。

通用する部分はあったと思うけど、それが十分に発揮できるような状況を作り出すことができなかった。どこが通用しているのか。どうやって攻めるのか。チームでそういうことを共有しながらじゃないと、このレベルの相手とは戦えないと感じた。

この試合のスコアリーダーはイセ。この日のイセはシュートが良かった。自分のプレーがある程度通用するというのがわかったんじゃないだろうか。動きの速さは全然負けていなかった。トマもシュートを決めることができたし、全員にとって良い経験になったと思う。

vs LAIMBEER 72-88

LAIMBEER(レインビア)との試合。開始直後はインサイドで決められても外から決め返すというまずまずな展開。しかし開始4分でイセがまさかのファウル3つ。まともにディフェンスできなくなったところを攻められ、インサイドのゴリゴリしたプレーと合わせて得点を積み重ねられていく。トマの時間差シュートチェック(相手がシュートフェイクを終えてすでにドライブをしようとしているのに、それからジャンプしてシュートチェックする技)も何度か炸裂し、順調に点差を広げられる。シュートに対するファウルが多く、フリースローでジワジワと点差が離れていった。

後半は出だしからなかなか点が決められない。助っ人のワラさんやマツさんがインサイドで頑張るが、速攻で簡単に点を決められて点差はなかなか縮まらず。陸さんは頑張りすぎた結果、単独速攻でミラクルなトラベリングを炸裂させた。

トマは相変わらず順調にシュートをブロックされ続け、得意のダブルクラッチをなかなか出せない。試合終盤、リーダーがバスケットカウントのチャンスのシュートを外し、ベンチからヤジが飛ぶ。一本目のフリースローを外し、さらにヤジが飛ぶ。

最後の最後、ぴんごの外したシュートをトマがゴール下で取り、ダブルクラッチのチャンスが訪れる。が、ジャンプする前のボールを叩かれ、またまた時間差でジャンプ。空中でバンザイをしただけだった。最終的に72-88の16点差で負け。

バスケットカウントのチャンス

長い距離のシュートをうって、リバウンドを取られて速攻で点を決められるというパターンが多かった。もっとリングに近いところでオフェンスできるといいんだよね。リングに向かっていく動きを強化しないといけないな。

審判の話

2試合目の後半ですでに足がつっていた私。あの日は審判も2試合やった。2試合目の審判(レインビア戦が終わった後の審判)はちょっと走ると足がつりそうになるので、ごまかしながらやっていた。

試合の途中、もう一人の審判がファウルをコールして、その後選手が私にボールを渡そうと投げた場面があった。しかし投げられたボールは私の頭上に大きくそれ、ジャンプしなければキャッチできない状況に。もちろん、ジャンプできるような足の状態ではない。

ただ、ジャンプして取らなければ後ろのベンチに座っている選手に勢いのついたボールが炸裂してしまう。ベンチの人はまさか審判がスルーするとは思ってはいないだろう。しかたなくボールに跳びつくと、案の定足の指がつり、ふくらはぎもつる寸前になった。ジャンプした瞬間にギュンッと筋肉が収縮した。

ドリブルの練習

審判は毅然とした態度で試合をジャッジしなければいけない。たかだか一回のジャンプで足をつってしまう審判が吹いた笛に、フロアで一生懸命プレーしている選手たちは納得出来るだろうか。いや、できない。(反語)

私は足がつったことを悟られないように、右足を踏み出してはふくらはぎを伸ばし、左足を踏み出しては足の指を伸ばして、歩きながら半分つっている足を治した。しかし、その直後フリースローのボールを選手に渡すために足を伸ばしたときにまた足の指がつった。

審判は結構きつい。肉体的にもきついが、精神的にもきつい。でも、頑張ってみんなで分担してやろう。ルールの勉強をして、実際に笛をふく練習をすれば吹けるようになる。審判の動作や役割を理解するということはバスケットボールの理解を深めることにもつながるので、自分のプレーにも良い影響を与えるはずだ。

イセは「遅刻した人が審判をやる」と言っていた。誰も遅刻しなかったらイセがやるそうだ。