昨日の昼間、みさきのいる明訓高校の女バスの練習にお邪魔してきました。今回は練習内容を私が決めることになっていたので、やったことが無いであろう練習をたくさん入れてメニューを作成。特にシュート練習に関してはメニューのうち3分の1くらいは私もやったことがない練習だったので、一緒に取り組んでいてなかなか面白かったです。

ドリブルやステップを取り入れたシュート練習

止まった状態でパスを受けてシュートというのは誰でもできるのですが、はたしてそれだけでシュート技術が高まるかは疑問が残ります。自分のことを振り返っても、ドリブルやストップなどの動きをともなうシュート練習をするようになってからシュートが上達した気がするので、そういったメニューのシュート練習をしました。

・フロントチェンジ×2→レイアップ
・ビハンドザバック→フロントチェンジ→レイアップ
・ストライドで止まる→ステップイン→レイアップorジャンプシュート
・オープンで突き出し→ドリブル1回→ストップジャンプシュート(両足同時着地で止まる)
・クロスで突き出し→ドリブル1回→ストップジャンプシュート(ストライドステップで止まる)
・オープン→ドリブル2回→ストップジャンプシュート(ストライド)
・クロス→ドリブル2回→ストップジャンプシュート(ストライド)
・クロス→ドリブル1回→ステップバック→ジャンプシュート

などなど。動きに慣れるまでは動きそのものを意識していていいですが、数回やって動きに慣れてきたら最後のフィニッシュを強く意識して練習します(シュートが決まるように)。

動きが癖づいてしまっている

いつもと違うステップでのシュートだったので、なかなかうまくできない様子でした。みんな動きに「癖」がついてるんだよね。例えば一回ドリブルをついたら両足同時のストップがしたくなるとか、右足から足を出したくなるとか。「こういうステップでシュートをうつ」という練習なのに、練習したいステップではなく癖づいた動きが出てきてしまっていたから、試合ではきっとディフェンスにとって読みやすく単調な動きをしてしまっているはずです。「いっつもあいつあの動きするよな」っていうやつね。

そういう部分を無くしてディフェンスを迷わせることができるようになりたいので、普段自分がやらないような動きは積極的に練習したほうがいいでしょう。動きのバリエーションが増えれば、ディフェンスにも読まれにくくなるはずです。

肩が動いていないみさき

そうとう時間をかけてシュート練習をしましたが、みさきのシュートに気になるところが。シュートをうったあとの腕の伸び方を見ていると、上ではなく前に伸びています。もしかしたら、あまり使えていないかもしれません。

みっちのスリー

腕は↑の写真のように上に伸びるようにしたいです。人によっては前に伸ばすシュートもありえるけど、腕を前に伸ばすというのはディフェンスの目の前にボールを差し出すということになるので、ディフェンスを前にした状態ではシュートがうちにくいでしょう。みさきのように口元からリリースする場合は特に(ディフェンスがいるならムリにうつ必要はないんだけどね)。

顔の横まで腕は上がるはずだから、わざとそういう動作でシュート練習してみるといいかもしれない。肩って言うよりも、背中から腕を動かす感じかな。肩甲骨ごと動くような意識を持ちつつつ練習してみるといいと思う。肩関節と股関節がよく動くようになれば、腰の痛みも軽減されるしボールももっと軽く飛ぶようになる。ボールが軽く飛ばせれば、コントロールの精度もあがる。時間があるときにトレーニングしておいたほうがよさそうだね。

足がつっている人

そういえば、昨日の練習では釣り人2名と旅人が発生しました。釣り人は足がつる人、旅人(トラベラー)はトラベリングをする人です。ちなみに釣り人は私とイズミ、旅人はイセです。