日曜の練習はハーフコートの3対3を2本、ハーフコートの4対4を8本やった。ムダなドリブルの多さが気になる今日このごろ。練習動画を見ながら4対4でのドリブルの回数を数えてみた。そしたら以下のような結果に。
4対4のルール
・ディフェンスリバウンドを取ったらスリーポイントラインの外に出てから攻める。
・ターンオーバーは一度スリーポイントラインの外に出てから攻める。
・シュートを決められたらトップからスタート(攻守交替)。相手にボールを渡してから始める。
ドリブルを数えるルール
・シュートを決められたあとはトップで相手にボールを渡して戻ってきたところから数える。(トップにボールを運ぶドリブルは数えない)
・シュートを決められたあとでも相手にボールを渡し忘れていたり明らかに不必要なドリブルをついていた場合は数える。
・ディフェンスリバウンドを取ったあとはスリーポイントラインの外に出るまでのドリブルも数える。(ここで無駄にドリブルをつく人は切り替えが遅いということで数に入れる)
・ターンオーバーの場合も全て数える。
集計結果
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | 8回目 | 計 | |
とうげ | 16 | 6 | 12 | 14 | 9 | 9 | 2 | 12 | 80 |
チノ | 15 | 4 | 19 | 15 | 5 | 13 | 9 | 6 | 86 |
タケハラ | 4 | 7 | 3 | 16 | 11 | 5 | 9 | 4 | 59 |
リーダー | 9 | 16 | 12 | 15 | 6 | 2 | 4 | 14 | 78 |
べんぞう | 11 | 13 | 18 | 9 | 16 | 17 | 12 | 9 | 105 |
偽村川 | 11 | 10 | 9 | 10 | 8 | 9 | 6 | 9 | 72 |
じょー | 6 | 10 | 13 | 10 | 11 | 11 | 8 | 11 | 80 |
イズミ | 4 | 5 | 4 | 8 | 1 | 7 | 7 | 7 | 43 |
合計 | 76 | 71 | 90 | 97 | 67 | 73 | 57 | 72 | 603 |
単純にドリブルの数が多い少ないで良し悪しは判断できない。ボールを持つ機会が少なくなればそれだけドリブルも減るし、逆にボールを持つ回数が多くなればそれだけドリブルも多くなるだろう。また、ドリブルの種類にも注目する必要がある。例えばじょーは80回ドリブルをついているが、ほとんどが攻めのドリブルで、言ってみれば「必要なドリブル」だと感じるものが多かった。逆にとうげの80という数字は攻めのドリブルでないドリブル、つまり「無駄なドリブル」が大半だ。それらを総合的に考えて、私が見た感じではまだムダなドリブルが多いという印象だ。
ドリブルは減らせる
この集計結果だけ見ると、どうしてもべんぞうさんのドリブルの多さが目についてしまう。実際に必要ないドリブルも多く、ボールを止めてしまっている場面がよくある。ポストでの勝負ではある程度ドリブルも必要になってくるが、そうでないときのドリブル、例えば準備ができていない状態でボールをキャッチしバランスを取るためにドリブルをついたり、周りの動きを見るときにゆっくり移動しながらドリブルをついたりというのは、なくしていけるはず。それができれば、ドリブルの数は半分くらいになるのではないだろうか。
とうげはとにかく無駄なドリブルが多い。ボールを持ったら反射的にドリブルをついてしまうような場面が多く、ボールを持ったままピボットする、周囲を見るということがほとんどなかった。ディフェンスからオフェンスへの切り替えのときも非常に多くのドリブルをついていて、切り替えが遅くなってしまっている。ドリブルをつくんじゃなくて他の選手を走らせてパスを出すようにしなければいけない。
私も78という少なくない数字になってしまった。5回目からパスを意識したのでドリブルが一気に減っている。最初からこの感じでプレーできればいい。一回ドリブルをついてしまうと、3回、4回とつくことも多い。1対1の勝負でドリブルをつくのであれば、1、2回で攻めきるようにしなければいけない。
というような感じで、動画をチェックすれば「いらないドリブル」がどれだけ多いか見えてきます。日曜の動画はすでにユーザー専用ページでダウンロードできるようにしているのでぜひ確認してください。