昨日の試合は残念ながら負けてしまいました。個人的な反省と、これからチームとしてやりたいことを書いてみます。負けは悔しいですが、課題がたくさん見つかったのが良かったです。これが改善できればさらにうまくなれるってことですからね!

集中力の欠如は体の状態が原因?

試合の前半は、自分でもわかるほど集中していなかったなと思います。もちろん集中力の問題だけではなくて、単純に私が下手だってことが最も大きな原因なんだけど、それに加えて集中力も欠如していたような気がするなと。前試合の審判も、後半にミスジャッジを連発。ボーッと試合を見てしまっているような、そんな感じでした。

試合の後半では集中力を持ち直した感はあったものの、イライラしてしまっていたこともあって、冷静な判断ができていませんでした。ガルシアのファウルがまだ4つだったのに、ファウルアウトだと思い込んで交代させてしまったりという、アホなミスを・・。ごめん、ガルシア。

この集中力の無さは体の状態も関係しているかなと考えています。試合になると結構こういうことあるのですが、足元がフワフワした感じになってしまいます。でも脚力が弱くなっているような感覚はなくて、むしろいつもより強くなるようにも感じる。ジャンプ力も、ドライブの突き出しも、いつもより強くなっている感じ。スピードも速くなる。だからシュートも、シュートにいくまでの過程も、いつもの練習と違う感じになってしまいます。(力んでいるのかも)

後半くらいになると感覚の修正ができるのですが、これはアップの時点でそれに気づいて試合開始までに修正しておかなければいけないことです。フワフワした感じのときは、いつもより軽めに動いて調整するとか、逆に強めに動いて調整するとか、様々な調整方法を試さなければいけません。

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ゴールへの意識が欠けている

あとは、意識がゴールに無いということが最大の課題だなと感じました。今のメンバーだったら私は積極的にシュートを狙わなきゃいけないと思うんだけど、ゴールへの執着という点で、こーびーにはるかに劣っています。ディフェンスをかわすことだったり、合わせのパスを出すことに意識が向いていて、だから決定力に欠ける。迷いのあるシュートになってしまうんですね。

「ドライブするから合わせてくれ」とか、そんなことばっかり言ってても、自分が得点する意識が低いのでディフェンスも満足に引きつけられない。一個ガルシアにアシストがあったけど、あれもやっぱり「パスありき」でドライブしてたからパスになったんだと思う(シュート入ったから良かったけど)。得点することが最優先で、ヘルプもかわしてシュートがうてるような、でもダメだったらパスもできるような、パスありきじゃなくてシュートありきのプレーをしなければいけません。

4つのファウル

ディフェンスでは、ファウルになるとわかってて手を出したのが2回もありました。どっちも相手の体には当たってないんだけど、審判からしたらファウルとりたくなるようなプレー。最終的に個人ファウルは4つになってしまったので、審判の笛の感じなどを早めに感じ取って、そこに対応したプレーができるようにならないといけない。

そもそも手を出してしまうのは足が動いていないからなので、足で守れるようにもっと練習を積んでいかないといけない。これがすごく苦手・・なんだけど、やらないといけない。

ボールを持たせる、シュートを打たせる

で、次はチームとしてこれからやりたいことですが、他の人にプレーさせるプレーということをもっと意識していきたいと思います。さっそく昨日は基本的なスクリーンのかけ方を練習しましたが、自分の足だけでディフェンスを振り切るのではなくて、そして、1対1だけで攻めるのではなくて、他の選手をうまく使うような意識を持っていかないといけません。

個人の能力で戦えるほど高い能力を持っている選手がいるわけではないですから、これは今後戦っていく上で最低限必要なことになります。私やべんぞうがそういうプレーを徹底しなければ、チームは変わらないと思うので、私たちから「他の選手にボールを持たせる、他の選手にシュートを打たせる」を徹底していきましょう。

スクリーンをかけてほしいときほど、スクリーンを呼ぶのではなくて、自分からスクリーンをかけにいく。パスがほしい時ほど、自分がパスをもらう動きをするのではなくて、他の選手にパスを受けさせる動きをする。お互いに自分がしてほしいことを、他のプレーヤーにしてあげる。そういうことをしていれば、味方がボールに触れる回数が増えるだけでなく、自分たちもパスを受け取る回数が増えるように思います。もちろん私たちだけじゃなく、他の選手も意識してもらいたいです。

trust チームメイト

各選手には、何か一つでいいので「武器」を持ってもらいたいなと思います。いろいろダメなところはあるけど、これだけは得意、これだけは負けない、というもの。そういうものがあると、試合でかなり起用しやすくなります。

例えばスリーポイントが得意な人には、スリーポイントをうたせてあげようという気になるし、ドライブが得意な人には、1対1ができるようにボールを持たせてあげるようという気になります。でも得意なものがない人には、どういうプレーをさせてあげればよいかがわからなくなってしまうんです。

「trust チームメイト」
(もちろん、味方に信頼してもらえるような練習を普段からしておくというのが大前提)

味方を信頼してパスを出そうという意味でこの言葉を使って話しましたが、「何もできない」と何もさせてあげられないんです。例えば、ジャンプ力がある人だったら、その跳躍力を生かしてリバウンドを頑張るとか、ガードの人だったら、絶対にボールをとられないキープ力を身につけるとか。何か一つでも、そういうものを持てたらいいなと思います。自分が勝負できるものは何なのか、考えてみてください。

週に1回の練習だけで、強い相手と戦っていけるほど上達するのには無理があります。チーム練習の他に、自主練習が絶対に必要です。バスケのことを考えられる時間はいくらかあるはず。そういう時間をどう作って、どう使うのか。そういったところから見直していきましょう。

私たちは初心者が多くて、レベルの高いプレーヤーもいません。でも、戦わなければいけない相手は、レベルが高いプレーヤーばかり。初心者だとか、下手だとか。何の言い訳にもなりません。今よりもまともな試合ができるように、できることを少しずつでいいので頑張っていきましょう。