いよいよ日報杯に出場します。私達にとっては大きな挑戦。その一日の様子を、二回にわけてお届けします。
相変わらず朝の集まりは悪い
乗り合わせ組は7時半大学西門出発。7時30分ちょうどくらいに到着すると、陸さんといそっちしか来ていない。いつもどおり集まりは悪い。しかし35分くらいまでの間に続々到着。残すは番Bのみ。
あ、来た。
挨拶してじゃー出発するかというときになって何やらカバンをゴソゴソする番B。「ヤバい、財布車の中だ」一旦車に戻ったが、再びカバンのところに来てゴソゴソしている。いくら探しても見つからない。まさか・・・。
「コンビニのトイレに財布忘れた!」
すぐに陸さんがコンビニの電話番号を調べてくれ、電話をかける。あった!「よかったです。ありがとうございます!」と電話しながらペコペコしている番B。それを見て笑ういそっち。
「番Bさんがペコペコしてる・・」
アクシデント発生し遅れる旨を、途中で拾っていく予定だったOTKさん、タイガ、アベッチに連絡。OTKさんの返信。
「私、緊張のせいなのかウンコーが止まらず・・・(´Д`)少し助かっております、、」
番Bはコンビニに財布を取りに、KGバスは予定ルートに向かって出発。予定よりかなり遅れていたのでKGバスは急ぎ目の運行。車内ではタガがビデオを撮り始める。完全に遠足気分のKGバス内。「あ、タガは今日試合でないもんな」などと半分以上本気で言いつつ、OTK邸に向かう。
「あれが噂のアンテナか!」
到着すると、乗車メンバーは生アンテナに興奮していた。むっちゃんは一人違うところに目をつけ「あの横に植えてある木は砂よけですね」と知的な発言をしていた。賢い!というと、むっちゃんの隣に座っていたアラレが「私も賢いよ~」と言っていた。
キーン。
OTKさんに電話をかける。でんわにでんわ。ケツをふいていたらしい。ここで私だけOTKバスに乗り換え、タイガさんとアベッチを迎えに行く。
タイガが待機していたコンビニに到着。立ち読みしているタイガの目の前にOTKバスが停車し、パッシングの嵐。あ、気づいたかな・・と思って見ていたら、タイガはコンビニを出て陸バスのほうへ向かっていった。視野が広いのはコートの中だけのようだ。
続いてアベッチ。ボールをまかせていたので、ボールバッグ2つをもって神社でニヤニヤしながら待機していた。車に乗ったあべっちにさっそく聞いてみたところ、今日は快便だったようだ。OTKさんが垂れ流しだということを話したら、またニヤニヤしていた。
巻潟東で高速に乗る前に番Bと再び合流。急いで柏崎に向かう。
OTKバスはかなり急いだので、KGバスがすぐに見えなくなってしまった。心配になって電話をかける。が、誰も出ない。ようやくつながった電話口の後ろでは大きな笑い声が・・やはりKGバスは完全に遠足状態だったようだ。ちなみにOTKバスでは、タイガさんが方向音痴だということが判明していた。
会場到着、即ウォームアップ
会場に到着。予定より遅れていたため、ハーフタイムの練習が迫っていた。すぐに準備してフロアに向かう。「サブアリーナかよ!」とOTKさんは怒っていた。
ハーフタイムはランニングシュートをやった。体を動かしていないのもあって、みんな動きがぎこちない感じだった。緊張している様子もうかがえた。
朝WARAさんから「いいよーイイヨー♪」というメールが来ていたことと、毎回アップ不足が問題になっていた反省をいかして、この日は全員で同じアップをすると決めていた。まずは全員でランニングコースを走る。1周・・2周・・・3周・・・体が温まった頃を見計らって終了。そこから若干の時間各自ストレッチ等。その後はフットワーク。ダッシュ、スライドステップ、キャリオカステップ等をやった。メニューを考えてきていなかったため思いつきで。
ネタがつきてヤマザキに聞く。
「なんかある?」「ダッシュしましょう!」「よし、ダッシュ!」
ダッシュ。
「次、何する!」「じゃあ超ダッシュ!」
超ダッシュ。
これでアップ終了。試合前にかなり汗をかくことができた。アップであんなに汗をかいたのは高校の部活以来だった。最後のほうは自然と声も出てきて気持ちが盛り上がり、非常に良いアップをすることができた。選手たちがアップで盛り上がっている中、むっちゃんといそっちは眠そうな感じだった。
そして試合
そして試合。トマ、じょー、チノさん、みっちと、同じ会場で試合のWARAさんが応援に駆けつけてくれた。
アップのかいあって出だしから体は動いていたが、やはり技術的に劣っていた私たちは思うようにプレーできなかった。1線、2線のプレッシャーでパスが全く回らない。かといってスクリーンが使えたかというと、みんな自分がボールを持ちたがるだけでスクリーンをうまく利用できない。
そんな中、OTKさんが私のディフェンスにスクリーンをかけてくれ、いい形でシュートがうてたのが何回かあった。こういうのが当たり前にできるようにならないとダメだなと思った。ウイングがボールを貰う前のスタックももっと上手にできるようにならないといけない。パスが回らない。スクリーンだけじゃなくて、一人でディフェンスを振り切る技術も磨かないといけない。あとは2対2をもっとやりたいと思った。スクリーンのタイミング、スクリナーが開くタイミング。微妙だった。
OTKさんが「バスケIQ」という言葉を使っていたが、その部分の差は非常に大きかった。こちらの狙いは全てバレていて、相手に先回りされているような状況だった。大きな差があると感じた。
ディフェンスのほうは1対1のディフェンスで全然守れなかったという印象。カバーに行くにしても中途半端で簡単に合わせのパスを出されてしまっていた。ここも要改善。36点という点数の中、タガ4得点、アベッチ2得点は非常に良かった。ちなみにタガは少ないプレータイムながら6個くらいファウルをしていた(そのうち笛が鳴ったのは3つ)。
そんな感じで試合は終了。得られた大量の気づき、反省を次の練習から生かそうと蜂の神様に誓った。
不気味にパスカットを狙う昆虫さん。ディフェンス時の球際の強さが目立った。
続く → 日報杯2012 試合後~夜の練習