基礎技術を向上させなければいけないということで、ドリブル、パス、ランニングシュートの練習を新しくしました。どれも基本的な動きで、やること自体は簡単だけど、それが質の高い動作でできるかというのが問題。ただやるのではなくて、より「うまく」できるように練習していきたいところです。

対面パスのメニュー

1.片手キャッチ・片手パス
2.片手キャッチ・片手パスで背中通し
3.ビハインド・ザ・バック
4.ビハインド・ザ・バック バウンズ
5.ミート&チェストパス
6.ミートなしチェストパス

昨日のメニューから一部削りましたが、これからも続けていこうと思っているメニュー。5.6.以外はボール2個でやります。

片手キャッチ・片手パスは、右手で右側のボールを、左手で左側のボールをコントロールするようにして、向かい合った相手とボールをパスし合います。ボールは右、左、右、左と交互にキャッチするような感じになります。背中通しは、キャッチしたボールを背中側を通して反対側に持っていってパスするという感じです。

ビハインドザバック、ビハインドザバックバウンズは、右向きだったらどちらも右向きになって、ビハインドザバックで相手の手元(体の前側)にパスをする、というやつ。

ミートチェストパスは普通の対面パスですね。ミートなしは、ミートの勢いを使わずにパスを出す練習をするためのメニューです。

どれも結構早いテンポで体を動かすことになるので、ウォームアップなどにも使えます。

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対面ドリブルのメニュー

1.ステップバック
2.クロスオーバー
3.バックロール
4.ビハインド・ザ・バック

対面ドリブルというのは、サイドラインで向い合って立ち、相手に向かってドリブルで突進していくという練習です。もちろん突進していってぶつかっていたら意味が無いので、それぞれのテクニックを使って相手を交わします。ドリブルをつきながらのダッシュ力向上、その後の急ストップ&素早いチェンジを狙った練習です。

実際やってみたら何度か衝突した場面があって面白かったですが、距離感が普通につかめていればぶつからないはずです。チェンジを始めるタイミングを見直す必要があります。

ランニングシュートのメニュー

1.オーディナリー(普通の)
2.ワンハンド(手のひらをリングに向けて)
3.ワンステップ
4.クロス
5.サイド
6.レイバック
7.リーチバック
8.ダブルクラッチ
9.ジャンプシュート

ワンステップは、ボールをキャッチしてから1、2のステップで踏み切るのではなく、1で踏み切るレイアップです。1で踏み切るというか、キャッチの前に1のステップを踏んでおくという感じですね。クロスはハイポストあたりにパスを出して、中央に走りこんでレイアップ、サイドはコーナーまで走ってからリングに向かってカットイン、パスを受けてレイアップという練習。バックボードを使わないレイアップの練習もできます。

レイバック、リーチバックは、エンドライン側の手でバックシュートをするか、内側の手でシュートするかの違いです。ダブルクラッチはオマケ的な意味も込めて入れていますが、練習しておくと試合でいいことがあるかもしれません。ダブルクラッチをするための力強い踏み込みは、普通のレイアップにもいい影響があると思います。ジャンプシュートは動きながらミートしてシュートをうつ練習ですね。

これらのメニューを全てこなそうとするとあっという間に時間が過ぎてしまうので、ドリブルとかパスが苦手な人が多かったらドリブル練習・パス練習をしたり、部活動経験者が揃っていたらレイアップで済ませたりという感じで、日によって取り組むメニューは変えていきたいと思います。