さっき、前回の記事で書いた1、2番目のチームの人たちと、3、4番目のチームの人たちの大きな差ってなんだろうって風呂に入りながら考えてみました。まぁ意識の差があるというのは確実なんだけど、意識ってなんかわかりづらいから具体的な違いが何かないかなーと考えていたら、一個気付きました。

「自分」が見えていない

たぶん「見えてない」ってこと。まわりが見えてないということもそうだけど、まず自分のことが見えてない。

自分がどういう姿勢で、どういうプレーしてるか、はっきりイメージできるかってこと。誰でもなんとなくはイメージできてると思うけど、そのイメージはたぶん実際の自分がやっているプレーとはかけ離れたものだったりするんだと思う。自分って意外にカッコ悪い姿勢でプレーしてたりするものだけど、それに気づけない。悪いところに気づけないから、どこをどう直せばいいのかもわからない。

姿勢的な問題だけじゃなくて、例えば状況判断とか考え方なんかもそう。人の脳って自分に都合の悪いことはあまり見ないようにする習性があるっぽくて、その度合が大きいと自分が間違った行動をしていることになかなか気づけない。そういう部分があるから、プレーが進化していかないのかもしれない。

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その点を考えてみると、1、2番目のチームの人たちは、やっぱり自分を客観視するその精度が高い気がする。自分にとって都合の悪いこともしっかり見ようとするし、むしろそういうところにあえて目を向けようとしているような感じさえする。そういうことができる人たちはやっぱり上達していってるなって感じる。

せめて姿形だけでも確認してみますか

まず自分のことを良く知るってことで、どういう姿勢してて、どういうプレーをしているのかを客観的に確認するところから初めなきゃいけないのかもしれない。今度練習風景をビデオで撮ってみましょう。誰か機材持ってるかな?考え方とかは目に見えないものだから確認するのが大変だけど、姿勢や動きだったらビデオで一目瞭然だからね。

自分のプレーと周りのうまい人のプレーを比較してみて、何がどう違うのかを考えてみましょう。うまい人がうまいのには理由があるので、その理由がどこにあるのかってことを考えてみましょう。例えば姿勢がいいのか、体の使い方が違うのか、見ているところが違うのか、などなど。

うまい人ってのはやっぱり私たちよりもより合理的にプレーしているし、より良い体の使い方をしているし、より良い姿勢をしているんだよね。私は以前「人それぞれ体格も筋肉量も違うんだから、姿勢とか体の使い方とかは人それぞれだろ」って思ってて、確かにそれはそうなんですが、うまい人は理にかなった動き方をしていることが多くて参考にできる部分がたくさんあるんです。うまい人のジャンプシュートの形、うまい人のディフェンスの形、うまい人のドライブの形。完全に真似することはできないかもしれないけど、部分的に取り入れられることならたくさん見つかるはずです。

自分の動きをうまい人の動きに近づけていく。そのために上手い人の動きとの違いを見つける必要がある。ということで、やってみましょう!