どうも、リーダーです。ボーリングの影響で腕が痛かった火曜日。下手な動きでシュートをうとうとすると、手首や腕の痛みがかなり気になっていました。しかし「支点を作らない」ことを意識することで、痛みをほとんど感じず、なおかつボールはよく飛んでいくというシュートが可能に。今回は「シュートの支点」についての話です。

手首や肘を支点にしない

手首を支点にして(手首の位置を固定して)手首をつよく返すことでボールを飛ばそうとするシュート動作や、肘を支点にして(肘の位置を固定して)肘から先を前に振り出すことでボールを飛ばそうとする動作をしてしまと、手首や腕の痛みが強く出てしまっていました。しかし、手首や肘を支点にしない(手首や肘の位置が自由に動く)ようなシュートをうつことで、痛みをほとんど感じることなく、飛距離の十分なシュートをうつことができます。

手首や肘の位置を固定すればシュート動作を始めてからリリースするまでのボールのブレはかなり減らせるかもしれないですが、ボールに力を伝える動きが小さくなるぶん筋力が必要になります。私は非力なので、そうとう無理をすることになるはず。それが痛みとなって現れていたんだと思います。しかし手首や肘の位置が自由に動くようなシュートにすれば、ボールに力を伝える動きを大きくすることができます。肩~手首までの動きが使えるので、より重たいものでボールを押し出すことができるというイメージです。

足に重さを感じないように

シュート時の足にも似たようなことが言えます。足をがっちり床に固定して、そこを支点にしながらシュートをうつと良くないです。足に力を感じはしますが、意外とボールが飛んでいきません(飛ばすために大きな力が必要になる)。しかし足が自由に動くような状態でシュートをうつことができると、軽く飛んでいきます。足は床についてはいるけど、お腹からぶら下げられてるようなそんなイメージ。接地してはいるけど、持ち上げられているような、そんな感じ。スッと両足を前後に入れ替えることができるかどうかが目安です。

あと多分ディフェンスと接触する場面などでも同じことが言えるような気がします。足で強く踏ん張ってぶつかっていくよりも、支点をなくして体全体をあずける感じにしたほうが、おそらく相手が感じる重さが重くなるはず。

ボールの動きを考える

あとは、ボールの動きが重要だと思いました。額に引き寄せるようにボールを動かしてから押し出すのと、真上にボールを持ち上げて押し出すのとでは、真上にボールを持ち上げて押し出したほうがかなり少ない力でボールが飛んでいきます。シュートの時はボールを前に飛ばしたいのだから、自分の体に引き寄せるような後ろ向きの動きをボールにさせることは意味が無いという感じ。力が強い人ならそれでもいいし、その引き寄せが手首や肘の伸張反射を生んだりもするけど、結構重いあのボールが後ろ向きに移動しているのを前に押し出すっていうのは、少なくとも私にはきつい。だからできるだけボールを引き寄せる動きはしないようにしたい。

シューティングの様子

自分の体にボールを引き寄せたいときは、ボールを引き寄せるのではなくて体をボールに近づけるように動作すると良い。そうすると引き寄せたのと同じ状態を作ることができるし、ボールはある一定の位置に固定されたまま体がボールに近づくから、ボールが後ろ向きに移動せずにそのまま前に飛ばすことができる。ボールの下に自分の体を滑り込ませる感じか。